俳優の金丸慎太郎とグラビアアイドルの都丸紗也華が、日本テレビ系科学バラエティ番組『所さんの目がテン!』(毎週日曜7:00〜 ※一部地域除く)で、1万年前に行われていた狩猟採集生活を今も続けるアフリカ・タンザニアの民族「ハッザ」の人たちと共同生活を体験した。
金丸は「移住体験プレゼンター」、都丸は「歴史体験プレゼンター」として、同番組でさまざまな体験をしてきたが、現代文明の影響が限りなく少ない地に滞在した今回は、衝撃の経験が多かった様子。この模様が10月6日から4週にわたって放送されるのを前に、2人に話を聞いた――。
■衝撃的すぎて食べられなかった
――まずはハッザの人々と一緒に生活しての感想を教えてください。
金丸:スマホはもちろんないですし、違う民族の村へも30kmくらい距離があって、そこにもたまにしか行かないそうなんです。今、SNSで嫌な言葉をたくさん目にしてしまう時代ですけど、そういうものと全く関係ないところで生きていると思って、“余計なことを気にしないで済む豊かさ”というのを感じましたね。
都丸:本当に縄文時代と同じような狩りや食べられる植物を集める生活を今もしている人たちがいるんだって、素直にビックリしました。狩りをやっているというのは想像してたんですけど、本当にやってるんだ!っていう感じでした。
金丸:本当に土の上に毛皮を敷いて寝て、木で火をおこすというのをやるんですよね。これが狩猟生活かと思いました。
――衝撃を受けた食べ物はありましたか?
金丸:衝撃映像すぎて放送には出てこないですけど、野ネズミ(笑)。そのままの形で、網もないんで直火で焼くんです。大きさもまあまああったんですけど、素焼きで何も調味料をつけないで食べました。味はジビエでしたね。臭みの強いラムとかを食べているような感覚。食べられないわけじゃなくて、マズいとは思いませんでした。
都丸:インパラっていう鹿みたいな動物の干し肉にしたものを食べたんですけど、マジでビーフジャーキーみたいで超おいしかった!(笑)
――ちょっとこれは食べれなかった…というものはありましたか?
金丸:とりあえず全部食べられましたね。手放しにおいしいとは言わないですけど、マズいなと思うのはさしてなかったです。
都丸:到着してすぐに、子供が小鳥を捕まえて、毛とかむしり取ってすぐ焼いて、みんなでシェアして食べていたのを見たんですよ。本当に最初にそれを見たから、衝撃的すぎて食べられなかったです。金丸さんは食べてたけど…。
金丸:着いて1時間くらいしてそういう光景があったんですよ(笑)。別にこっちがオーダーしたわけじゃなく、日常の狩りが行われていたんです。
■誕生日という概念がない
――小鳥はどうやって獲るんですか?
金丸:弓矢です。結構な距離があるんですけど、小さい子供が上手に当てるんですよ。
――獲物がいなくて食べ物がなくなるということにはならないんですか?
金丸:あまりにも狩りがうまくいかない日が続いて、食べ物が少なくなってると判断すると、住居を移動するみたいです。家は、木の枝とわらみたいなもので作った2畳くらいのスペースしかない簡単なものなので、獲物がいなくなったらさっさと移動して、他の場所に住むんだそうです。
――他に驚かされたことはありますか?
金丸:暦を持ってないんで誕生日という概念がなくて、みんな何歳かもよく分からないんですよ。あと「時計」も持ってないので、それはディレクターさんが大変そうでした。「あの太陽がここらへんに来たら集合だ」とか言われて(笑)。だから、ロケもめっちゃ押したり巻いたりして、急に「行くぞ!」ってなったり(笑)。日が昇ったら起きて、沈んだら寝るっていうリズムの生活でしたね。
10/5(土) 12:01配信
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