日本時間9月29日、メッツのピート・アロンゾが本拠地シティ・フィールドで行われたブレーブス戦で53号ソロを放ち、新人選手によるシーズン本塁打記録を塗り替えた。
従来の記録保持者であるヤンキースのアーロン・ジャッジ(2017年に52本塁打)は、レギュラーシーズンが残り2試合であるにもかかわらず「彼は間違いなく単独での記録保持者になる」とアロンゾの新記録樹立を予言していたが、
その発言から24時間も経たないうちに、アロンゾはジャッジの予言を現実のものにしてみせた。

本拠地でのブレーブス戦の3回裏、メッツがレネイ・リベラの1号2ランで先制し、二死走者なしの場面でアロンゾの第2打席を迎えた。
アロンゾがブレーブス先発のマイク・フォルティネビッチが投じた速球を捉えると、打球は高く舞い上がってフェンスを越え、センター右へスタンドイン。
2年前にジャッジが作った新人記録が更新され、新たなメジャー記録が誕生した瞬間となった。

開幕ロースター入りを果たしたアロンゾは、春先から順調に本塁打を量産し、
8月には早くもメッツのシーズン本塁打記録(トッド・ハンドリーとカルロス・ベルトランの41本塁打)とナ・リーグの新人シーズン本塁打記録(コディー・ベリンジャーの39本塁打)を更新。
9月に入っても本塁打量産のペースは衰えず、新人選手としてはメジャーリーグの歴史上で最多の本塁打を放った男となった。

なお、従来の記録保持者であるジャッジは新人ではあったもののメジャー2年目のシーズンであり、デビュー1年目の選手に限定すると、
最多本塁打はベリンジャーの39本だった(30本塁打以上はアロンゾ、ベリンジャーを含めて11人だけ)。デビュー1年目での40本塁打すら過去に例がなく、
アロンゾはまさに歴史的なデビュー1年目を過ごしていることになる。

また、アロンゾはこの一発でシーズン120打点の大台に到達。デビュー1年目での120打点は1929年のデール・アレクサンダー(137打点)、1936年のジョー・ディマジオ(125打点)、
1939年のテッド・ウィリアムス(145打点)、2001年のアルバート・プーホルス(130打点)に続いて史上5人目であり、メッツのシーズン打点記録(マイク・ピアッツァとデービッド・ライトの124打点)まであと4打点に迫っている。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190929-00010001-mlb-base
9/29(日) 13:52配信

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