日本相撲協会は26日、東京・墨田区の両国国技館で、付け人に暴行した西十両5枚目貴ノ富士(22)らの処分を協議する定例理事会を開き、貴ノ富士には「自主引退」を促す決議を行った。貴ノ富士は即答せず、27日に会見予定。

貴ノ富士だけでなく、双子の弟の貴源治にも問題行動があったことがこの日、分かった。コンプライアンス委員会は、貴ノ富士の暴行問題を調査する過程で、貴源治の指導の範囲を逸脱した行為を把握。理事会で「けん責処分」を下した。

貴源治は今年5月ごろから仕事を忘れ、失敗した新弟子4人に「腕立て伏せ、罰金、外出禁止のどれかを選べ」と命じ、連帯責任を課すなどした。
さらに、7月の名古屋場所中には他の力士の前でポーズを取らせて「自分は頭悪いです」との旨の発言をさせ、スマートフォンで録画するなど理不尽な行動を取った。

理事会では師匠の千賀ノ浦親方(元小結隆三杉)の監督責任を問い、「6カ月間、20%の報酬減額処分」を科した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190927-00000027-sanspo-spo
9/27(金) 7:00配信