西武・秋山翔吾外野手(31)が今オフに海外フリーエージェント(FA)権を行使して、米大リーグ挑戦を決断したことが25日、明らかになった。
今季が3年契約の最終年で8月に海外FA権を取得していた。2015年にはシーズン216安打のプロ野球新記録を樹立し、
今季も主将としてチームを2年連続のリーグ優勝に導いた天才打者が、新たなステージにチャレンジする。

最大8・5ゲーム差をひっくり返した大逆転のリーグ連覇から一夜明け、去就が注目される秋山の動向が明らかになった。
複数の球界関係者の話を総合すると、希代の安打製造機がメジャーリーグへ挑戦する決断を下した。

国際大会の経験が、世界の舞台への思いを抱かせた。2015年にプロ野球新記録となるシーズン216安打をマークし、同年オフにプレミア12、17年には第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場。
昨年11月に行われた日米野球では6試合で打率・350、7打点をマークし「いろいろな投手と対戦できて楽しかった」と憧れは日に日に強くなった。

今年8月20日には出場選手登録日数が9年に達し、海外FA権を取得。日本球界を代表する好打者に成長した秋山には、メジャーのスカウト陣も注目し、今季のメットライフドームのバックネット裏には何度も視察に訪れる姿が見られた。

夏場以降は昨季まで同僚だった菊池が在籍するマリナーズやダイヤモンドバックス、カージナルスなどのスカウトが複数回にわたり視察。名門のヤンキース、レッドソックス、カブスの担当者も足を運んでいる。

今季が3年契約の最終年。昨オフの契約更改交渉の席では、球団から大型の複数年契約を提示されたが固辞した。
年末に出演したラジオ番組では、リスナーから「メジャーに挑戦したいですか?」と問われ、
「(可能性は)ゼロではない。残るのか(メジャーに)行くのか。
大きな決断をするタイミングが来オフになる」と、偽らざる本音を口にしていた。

3番で起用されていた今季序盤は不調に苦しんでいたが、5月中旬から定位置の1番に戻ると、完全復調。
今季もあと1試合を残し、打率・305、20本塁打、62打点。
179安打で3年連続の最多安打のタイトルも濃厚となり、自らのバットで実力を証明した。

前日に優勝を決めた際は、「みんなが集まっている景色を見ながら輪に加わるのは悪い光景ではなかった」と感慨に浸り、深夜のビールかけを満喫。
昨年はクライマックスシリーズ・ファイナルステージでソフトバンクに敗退しているだけに、
「今はチームの日本一に貢献するため試合に集中して、シーズン終了後にいろいろと考えたい」と熱い思いは内に秘めている。

自身初、チームでは11年ぶりとなる日本一を果たし、夢の舞台へ−。
今オフ、秋山の挑戦が始まる。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190926-00000016-sanspo-base
9/26(木) 7:00配信

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