女性6人組グループ・BiSHが23日、大阪城ホールで首都圏以外では初となる単独アリーナ公演を開催。
1万2000人を熱狂させ、大阪出身のメンバー、アイナ・ジ・エンドの長年の夢をかなえた。

チケットは立ち見エリア含めて即日完売。
大阪城ホールは1万2000人の清掃員(BiSHファンの総称)でぎっしり埋め尽くされた。
山田健人氏(yahyel)によるオープニング映像で始まり、白と赤の衣装をまとったBiSHが登場すると、大歓声がこだました。

この夏、ロックフェスをともに回ってきたバンドメンバー5人の演奏を背に、1曲目はインディーズ時代のアルバム『FAKE METAL JACKET』収録曲でメンバーのセントチヒロ・チッチ作詞による「BUDOKANかもしくはTAMANEGI」からスタート。
レーザーや火柱、巨大ミラーボールなどの演出を交えて「GiANT KiLLERS」「MONSTERS」「DEADMAN」などアッパーチューンを立て続けに投入した。

恒例のコントでは、昨年12月の千葉・幕張メッセ公演で事務所代表の渡辺淳之介氏に直訴してソロデビューの権利を勝ち取ったハシヤスメ・アツコが、渡辺氏にソロ第2弾を交渉するも結果はNG。
「最近、ハシヤスメと社長、距離あるもんね…」とアイナのつぶやきからの「DiSTANCE」、レーザーとカオスティックな映像と振り付けで攻める「FREEZE DRY THE PASTS」、11本の紗幕に幻想的な映像が投射されたドラマティックな「My landscape」を夕方〜夜〜朝をイメージした演出で披露していった。

終盤では代表曲「オーケストラ」「プロミスザスター」を連続で披露して沸かせ、本編ラストはリンリン作詞による「beautifulさ」で盛り上がった。

アンコールでは、最新アルバム『CARROTS and STiCKS』の最終曲で、アイナのルーツをたどる貴重な映像を多数使用したドキュメントミュージックビデオも話題となった「GRUNGE WORLD」を初披露。
そのままライブ鉄板曲「BiSH-星が瞬く夜に-」で清掃員が放つ熱量も最高潮に達した。

アイナは「1人で上京して東京に大人にしてもらいました。バカみたいなかなうわけないと思ってた夢も、BiSHっていう仲間と清掃員と一緒にかなえてもらいました。BiSHはこれからも、かなうわけないって言われる夢をかなえて最高を更新していくので、よかったらついて来てください」と語り、ラストは会場が一体となって「ALL YOU NEED is LOVE」を歌って大団円を迎えた。

BiSH公式ツイッターでは、本公演のダイジェスト映像を最速で公開。
10月5日からは全公演バンド編成で史上最長の全国ホールツアーをスタートし、11月6日にはメジャー6作目のシングルをリリースする。

セトリ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190924-00000314-oric-ent

BiSH大阪城ホールワンマン公演 ダイジェスト動画 公式
http://video.twimg.com/ext_tw_video/1176128805938683906/pu/vid/1280x720/2_9gaVFfPyl3morG.mp4

BiSH大阪城ホールワンマン公演「And yet BiSH moves.」
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アイナ・ジ・エンド
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BiSH アイナ・ジ・エンド、リンリン、アユニD、ハシヤスメ・アツコ、モモコグミカンパニー、セントチヒロ・チッチ
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