「阪神3−0DeNA」(22日、甲子園球場)

 今季限りでの退団を表明している阪神・鳥谷敬内野手が、今季初めて甲子園のお立ち台に立った。五回1死一、二塁から代打で決勝点となる先制の
左前適時打。このタイムリーで通算822打点となり、岡田彰布に並ぶ球団歴代4位タイとした。

 梅野とともにお立ち台に上がった鳥谷のヒーローインタビューは以下の通り。

 −今季初めてのお立ち台。甲子園のお立ち台から見える景色は。 「なかなかここに立つ機会がなかったので、懐かしい感じがします」

 −良い風景ですか。

 「たくさんのファンの方が最後まで残ってくれているのでうれしい限りです」

 −五回、代打で出るシーン。甲子園球場が大歓声だった。

 「打席にね、入って名前コールされたときにすごい声援を自分も感じてましたし、その声援に後押しされていいヒットが打てたと思います」

 −レフトに抜けたときの気持ちは。

 「なんとかジョウ(北條)がかえってくれたので、ほっとしたというか、つなげて良かったと思いました」

 −今季限りでタイガースのユニホームを脱ぐことが公表されている。毎日どんな思いで準備している。

 「きょうもそうですし、たくさんのファンの方が自分の打席に入ったときに声援してくれている。その声を力にね、1打席ですけど、そこに向かって
毎日準備しています」

 −甲子園では残り3試合。甲子園とは。

 「プロに入ってからずっとこの球場で育ちましたし、この球場の思い出はたくさんあるので、そういう意味では特別な場所だと思います」

 −ファンにメッセージを。

 「残りね、4試合。自分たちできることは4試合全部勝つことなので、そこに向けて選手全員で頑張っていきたいと思いますので、最後まで応援、
よろしくお願いします」

デイリースポーツ

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190922-00000132-dal-base
https://amd.c.yimg.jp/im_siggxginrCrp.t38JY4Rg24tzA---x894-y900-q90-exp3h-pril/amd/20190922-00000132-dal-000-4-view.jpg