ジャマイカの元陸上競技選手であるウサイン・ボルト氏が、『FIFA』のインタビューでサッカーについて語った。

ロンドン五輪とリオデジャネイロ五輪の陸上競技で100m、200m、4×100mリレーの3冠を2大会連続で達成したボルト氏。引退後にプロサッカー選手への転身を試みたことでも話題となった“人類史上最速の男”が、『FIFA The Best』の発表を前にインタビューに応じた。

ボルトはまず、プロサッカー選手への転向を断念したことについて、「サッカーは大好きだけど、年齢や他の義務もあって、新たなキャリアに十分な時間を割くことができなかった」とコメント。それでも、「今後もチャリティマッチなどには出場し続けるよ」と、観衆の前でプレーしていくことに意欲を示した。

先日に発表されたUEFA年間最優秀選手賞はリオネル・メッシ、クリスティアーノ・ロナウドとの争いを制したヴィルヒル・ファン・ダイクが受賞したが、3選手の中で誰が『FIFA The Best』の最優秀選手賞に相応しいか尋ねられたボルト氏は、「3人とも素晴らしい選手だ。

ロナウドとメッシは(バロンドールを)5度ずつ受賞している。ファン・ダイクはUEFA最優秀選手賞を獲得したけど、昨季のリヴァプールのパフォーマンスを考えれば、ここも彼の番かもしれないね。でも、私ならロナウドに投票する。マンチェスター・ユナイテッドのファンだから」と、元ユナイテッドのエースを推した。

さらに、仮にサッカー選手3人と4×100mリレーのチームを組むとしたら誰を選ぶか尋ねられたボルト氏は、「ロナウド、ムバッペ、ベイルだね」と、ここでも“推し”のロナウドを入れ、ピッチ上で素晴らしいスピードを見せる3選手を選択した。

9/21(土) 19:54配信GOAL
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