女子テニス「東レ・パンパシフィック・オープン」第6日は21日、大阪市のITC靱TCで行われ、世界ランキング4位の大坂なおみ(21=日清食品)が、ダブルヘッダー2戦目となった準決勝で、世界ランキング24位のエリーゼ・メルテンス(23=ベルギー)と対戦し、6−4、6−1でストレート勝利。2年連続の決勝進出を果たした。あす22日に行われる決勝では、念願の初優勝を懸け、アンゲリク・ケルバー(26=ドイツ)とアナスタシア・パブリュチェンコワ(28=ロシア)の勝者と激突する。  20日の降雨のためこの日にずれ込んだ準々決勝で、過去3戦全敗としていたユリア・プティンツェワ(24=カザフスタン)にストレート勝ち。歓喜の瞬間から約2時間半後に始まった一戦、第1セットは互いにサービスゲームをキープする展開となった。

 試合が動いたのは第10ゲーム。40−30とセットポイントを奪うと、最後は強烈なショットがネットイン。この試合初のブレークで、第1セットを6−4で先取した。

 第2セットは、第2ゲームで先にブレーク。直後にブレークバックを許したが、第3ゲームをラブゲームで再びブレークし、直後のサービスゲームもキープして主導権を渡すことはなかった。高速リターンやドロップショットなど硬軟織り交ぜた多彩なプレーで押し切り、このセット6−1で連取し、決勝進出を決めた。


2019年09月21日 16:56テニス
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