名古屋の風間八宏監督(57)が解任されたことが20日、分かった。後任はFC東京や鳥栖を率いたマッシモ・フィッカデンティ氏(51)の就任が濃厚。21日に行われるファン感謝デーで正式発表される見込みだ。

 関係者によると、20日の練習試合後に風間監督の解任が決定。風間監督は選手やスタッフにも挨拶を済ませたという。

 最近15試合で1勝5分け9敗、11位ながらJ2降格圏16位の鳥栖とは勝ち点4差。2年連続でJ1残留争いに巻き込まれている。フィッカデンティ氏はイタリア人らしく守備の構築に長けた戦術家で有名。リーグワースト5位の40失点を喫している守備陣の立て直しには打って付けの人物だ。とはいえ、目指す攻撃サッカーからは180度違った方針転換。指揮官だけではなく、クラブ強化部の責任も問われる。

9/20(金) 22:01配信 スポニチ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190920-00000214-spnannex-socc

名古屋グランパスに激震が走る。風間八宏監督(57)が解任されることが20日、決まった。Jリーグ関係者が明かした。21日に発表される見込み。11位低迷で入れ替え戦を課される16位・鳥栖との勝ち点差は4。残留争いに身を置く現状に、クラブ首脳も業を煮やした。

 大ナタが振りおろされる。5月中旬から10戦勝ちなしの低空飛行を演じ、直近15試合では1勝9敗5分け。それを受けて、クラブ首脳は低迷理由を分析。選手獲得、現場の采配などを吟味した結果、風間監督の起用法に勝てない原因の比重が高いと結論づけた。

 風間監督は元々、火中の栗を拾う形で就任した。クラブ史上初のJ2となった2017年に就任。1年でJ1へ昇格させ、昨季も残留争いを演じながら踏みとどまった。

 今季は開幕3連勝、ホーム開幕5連勝と好スタートを切るも、急ブレーキ。センターバック(CB)の丸山が臀部(でんぶ)負傷でベンチ外となった第17節神戸戦では、MFシミッチをCBで起用。「人生初」(シミッチ)のポジションで質の高いパフォーマンスを出せず、この段階で今季ワースト5失点。選手は混乱した。

 風間監督を勝たせるために予算増を承諾したから、親会社のトヨタ自動車側も手腕に首をかしげざるを得ない。監督就任後、長年にわたり年間50億円規模だったクラブ運営を元ブラジル代表FWジョー獲得などで10億円補充した。今季も鳥栖からはDF吉田を、FC東京からはMF米本を完全移籍で獲得。移籍組は高いパフォーマンスを発揮している。

 出費の分だけ結果を求めるのは自然な発想。ただ、サポーターを魅了する速さ、強さを求める風間サッカー実現には時間を要する。選手個々のスタイル変更を伴うため、常勝軍団完成に必要な代償こそ、時間という側面があるのだ。だが、結果が全て。親会社側はJ2降格は避けるために指揮官交代という決断を下した。

 風間監督とサポーターで描いた未来予想図は廃棄される。今後も同じような攻撃的なスタイルを求めるのか、それともカウンターなど違うスタイルへ転換するのか。低迷が長期化する中でクラブ人事が断行される。

9/20(金) 22:09中日スポーツ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190920-00010018-chuspo-socc

1 Egg ★ 2019/09/20(金) 22:07:40.59
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