◇ア・リーグ ヤンキース9―1エンゼルス(2019年9月19日 ニューヨーク)

 ヤンキースの田中将大投手(30)は19日(日本時間20日)、7年ぶりの地区優勝がかかった本拠地ニューヨークでのエンゼルス戦に先発登板。
7年ぶり19回目の地区優勝が懸かった試合で、7回86球を投げ4安打1失点、無四球6奪三振と好投。今季11勝目(8敗)を挙げ、チームをア・リーグ
東地区優勝に導いた。4本塁打の一発攻勢を見せたチームは9―1で勝利した。

 地区Vにマジック「1」として臨んだ試合で田中が躍動した。初回は3者凡退で発進。2回2死からシモンズに中前打されたが、続くスミスを遊ゴロに
打ち取った。ラメーヒューの右中間25号3ランで3点のリードをもらった直後の3回は先頭のタイスに右前打されたものの、ハーモシヨを空振り三振、
グッドウィンを左飛、フレッチャーを空振り三振で無失点に抑えた。

 4回無死からカルフーンに2ボールからストライクを取りにいった甘いスライダーを右中間32号ソロされたが、後続は打ち取った。ガードナーの
右中間26号ソロで再び3点リードとなった5回は3者凡退で、6回も3者凡退に抑えた。ガードナーの2点二塁打などでリードが5点に広がった7回は1死から
ウォルシュに右前打されたものの、シモンズを三ゴロ併殺打に仕留め、この回で降板。移籍6年目で初めての地区優勝をたぐり寄せた。

 チームは8回にメイビンの左越え9号ソロ、フレージャーの左越え12号2ランで加点。田中の後を受けたギアリン、チャプマンがリードを守り切った。

スポニチ
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