ヤクルトの寺原隼人投手(35)が15日、今季限りで現役を引退する意向を球団に伝えた。

 今季は新天地のヤクルトで「拾っていただいた。恩返しがしたい」と復活を目指したが、登板は先発した4試合のみ。
シーズン序盤の体調不良もあって2勝1敗、防御率6・19と思うような成績を残せなかった。
7月4日に出場選手登録を抹消されて以後は2軍調整が続いていた。

 寺原は2002年に宮崎・日南学園高からドラフト1巡目でダイエー(現ソフトバンク)に入団。
横浜(現DeNA)、オリックスを経て13年に復帰したソフトバンクを昨オフ戦力外となり、今季ヤクルトに移籍した。

 プロ18年間の通算成績は303試合の登板で73勝81敗、23セーブ、防御率3・88だった。

https://www.nishinippon.co.jp/nsp/item/n/543506/