韓国が、東京オリンピックの競技会場に「旭日旗」の持ち込みを禁止するよう求めていることについて、橋本オリンピック・パラリンピック担当大臣は、旗の持ち込みは問題ないという認識を示しました。

韓国の文化体育観光省は、来年の東京オリンピックで、「旭日旗」を競技会場に持ち込むことについて、「歴史的な傷や苦痛を想起させる政治的な象徴物だ」などとしてIOC=国際オリンピック委員会に禁止するよう求めています。

これについて、橋本オリンピック・パラリンピック担当大臣は記者会見で、「旭日旗が政治的な意味での宣伝になるかということに関しては、決してそういうものではないと認識している」と述べ、旗の持ち込みは問題ないという認識を示しました。

また、東京オリンピック・パラリンピックの大会経費について、橋本大臣は、「削減すべきところは削減しないといけないが、安心安全や暑さ対策を含め、予算が膨らむ可能性はゼロではない」と述べました。

2019年9月12日 20時55分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190912/k10012079481000.html

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