韓国・機張(きじゃん)で開催された「第29回 WBSC U-18ベースボールワールドカップ」は8日、決勝戦が行われ、台湾が米国を2-1で破り、2010年以来、9年ぶり3度目の優勝を飾った。決勝戦後には表彰式が行われ2本塁打を放った西純矢投手(創志学園)が本塁打王に輝いた。他国の選手から記念撮影を求められるなど大人気の二刀流は「今後の野球人生にとって貴重な経験」と振り返った。

【画像】表彰式でも日本の選手たちは大人気、韓国代表の選手からは“自撮り攻め”も…海外代表選手との“記念撮影”写真集

 今大会は投打でフル回転し日本を牽引した西。8月31日の南アフリカ戦では「7番・DH」でスタメン出場すると2本塁打を含む3安打8打点の大活躍を見せるなど、大会を通じトップタイの2本塁打で本塁打王に輝いた。タイトルを受賞し「嬉しいよりかは驚きの方が多い。こういうタイトルを取らしてもらって、あそこで2本打てたのはもってるなと思った」と振り返った。

 また、表彰式前には韓国や他国の選手から記念撮影を求められるなど大人気だったが「韓国の選手とは仲良くて、色々話すこと多くて。試合前とか試合後でもコミュニケーションとれて仲良くなれて良かった。日韓語ですね(笑)」と報道陣を笑わせた。

 国際大会での味わった厳しさも実感したようで「それは今後の野球人生にとって貴重な経験になってくる。もしプロ野球選手になった時に外国人との対戦など生きてくると思う」。投手、打者として国際大会で名を上げた西は次なるステージでこの経験を生かしてく。

9/8(日) 22:33配信 フルカウント
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190908-00531854-fullcount-base

写真https://amd.c.yimg.jp/amd/20190908-00531854-fullcount-000-5-view.jpg