大相撲の東大関高安(29)=本名高安晃、茨城県出身、田子ノ浦部屋=が左肘の負傷のため、
秋場所(8日初日・両国国技館)を全休することが6日、分かった。師匠の田子ノ浦親方(元幕内隆の鶴)が明らかにした。
11月の九州場所は3度目のかど番になる。

 田子ノ浦親方は5日に大関と話し合って決めたとし「(肘には)いろんな角度からの攻めがある。
まずは相撲に耐えられる体に戻さなければならない」と話した。左肘は内側側副靱帯損傷で全治は1カ月程度と診断されたという。

 高安は7月の名古屋場所で左肘を痛め、勝ち越してから休場した。
夏巡業を全休し、8月31日の横綱審議委員会による稽古総見でも相撲を取らず、今場所への調整が不安視されていた。
休場は2場所連続6度目となる。

高安の師匠、田子ノ浦親方(元幕内隆の鶴)の話
「稽古ができていないので、まずは相撲に耐えられる体に戻さなければいけない。
左肘以外はすごく元気。今後のことを考えて休場することを決めた」

高安の話
「(休場は)少し前から考えていた。万全な状態で取れないのが一番。しっかりと切り替えて九州場所へ向かっていく」

https://www.sanspo.com/sports/news/20190906/sum19090610050005-n1.html