去就が注目される中日・松坂大輔投手(38)が3日、ナゴヤ球場で練習。
1日に加藤宏幸球団代表(60)と今後について話し合い、現役続行の意思を伝えてから初めて報道陣に心境を語った。
次の2軍戦登板は未定だが、今月中の復帰について「もちろん。そのようにやっています」と意欲を示した。

去就問題が表面化して以来、沈黙していた松坂が2軍練習に参加。今月中の登板について問われ、力強くうなずいた。

「もちろん。そのようにやっています」

7月27日のDeNA戦(ナゴヤドーム)で1/3回を8失点。
自己最短KOで2軍降格となり、1軍再昇格を目指していた矢先の8月下旬に右肘に炎症を起こした。
まだ完治には至らず、当初の予定だった今月6日からのウエスタン・オリックス3連戦(オセアンBSなど)の登板は中止に。
次回登板は「決まっていない」としながらも、自らの言葉で来季現役続行への意気込みを示した。

8月28日に中日との来季契約が白紙であることが判明。今月1日にナゴヤ球場内で加藤球団代表と会談した。
松坂は「現役でやりたい」との意思を伝えたが、明確な回答はなし。
最終決定は9月中旬に与田監督も出席する編成会議となった。

「(会談の内容を)僕から言えることはないです」

今季1軍では2試合で0勝1敗、防御率16・88。自己主張できる材料はない。
「今後、どうなるかわからないが、今は(試合で)投げられるようにやっていくだけ」とダッシュや約40メートルのキャッチボールなどで体を動かした。

昨年、中日にテスト入団し、チーム2位タイの6勝をあげてカムバック賞に輝いてから1年。
窮地に立たされた“平成の怪物”。今季ラスト登板は、野球人生をかけたマウンドになる。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190904-00000021-sanspo-base
9/4(水) 7:00配信

https://www.youtube.com/watch?v=23bpSF_ri0c
【松坂 大輔 ノックアウト】ベイスターズ 初回 8得点 2019/7/27