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連続テレビ小説「なつぞら」の十勝で使われた天陽の家とアトリエのセットに、花を手向けるファンが続々 Photo By 提供写真


 NHK連続テレビ小説「なつぞら」(月〜土曜前8・00)の第134話が3日に放送され、俳優の吉沢亮(25)が好演した画家・山田天陽が36年の短い生涯に幕を閉じた。ヒロイン・奥原なつ(広瀬すず)が恋心を抱き、絵心を教えられるなど、なつの人生に多大な影響を与えた人気キャラクターの最期に、インターネット上は号泣とショックの嵐。瞬く間に“天陽ロス”が広がった。北海道帯広市の真鍋庭園内で今年7月20日から公開されている天陽の家と馬小屋(アトリエ)のセットに、花を手向けるファンが続々。真鍋庭園は献花台を設置することを決めた。

 この日の放送を見たファンが次々に天陽のもとに駆け付けた。“天陽ロス”の影響がインターネット上のみならず、ドラマの舞台となった十勝に“リアルに”波及した。

 帯広市内の30代女性は「『なつぞら』のファンで献花に来ました。天陽くんのモチーフになった神田日勝さんのことは、もともと3年前から知っていて、力強い絵だと思っていました。ドラマの中の天陽くんは透明感があって、芯が強く、少年のような印象。今日は朝と昼の2回見て、とても切ない気持ちになり、天陽くんの家があるので、お花を添えたいと思いました」と悼んだ。

 園主の眞鍋憲太郎氏は「本日、献花に来ていただいた方々がいらっしゃったので、お花が濡れないよう9月3日の閉園後に献花台を設置させていただきます。4日以降、献花をご持参いただいた方は受付にお立ち寄りください。香典返しの代わりとして、今日、天陽くんが土に帰った畑で収穫した『天陽くんじゃがいも』(非売品)を記念にプレゼント(※なくなり次第終了)させていただきます。無料で見学や献花をできる場所で、天陽くんの家とアトリエを設置しています。気持ちが抑えられない方は是非お花を手向けに来てください」と呼び掛けた。

 真鍋庭園苗場所有の土地が無償提供され、セットを建ててロケを実施。これを帯広観光コンベンション協会が譲り受け、一般公開に至った。12月1日まで見学可能。


2019年09月03日 17:00芸能
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