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広島市中区の中央公園の活用について話し合う会議がきょう初めて開かれました。
中央公園というのは、サッカースタジアムの建設が決まった広場だけでなく、広島城のほか県立総合体育館やファミリープールなどさまざまな施設がある一帯のことを言います。

中央公園広場にサッカースタジアムの建設地が決まり、旧市民球場跡地の活用もいよいよ動き出します。

中区の市街地にある旧市民球場跡地。球場は2012年に解体されましたが、広島市はこの活用策をめぐり検討を重ねてきました。
2015年には屋根付きのイベント広場や音楽専用ホールなどを想定した文化芸術施設をつくるといった具体的な整備イメージを掲げていました。
しかし、サッカースタジアムの建設候補地のひとつとして旧市民球場跡地があがったことで、話は進まず・・・
サッカースタジアムはことし2月、広島市、県、商工会議所、サンフレッチェ広島のトップ会談で中央公園広場を建設地とすることで合意しました。

これを機に、旧市民球場跡地を含む中央公園全体の活用がいよいよ動き出すことになりました。
球場跡地では2年前から都市型スポーツの世界大会「FISE」が開催されていて、広島市が示している屋根付き広場では競技が困難になる可能性もあります。

そしてきょう球場跡地を含む中央公園全体の活用について話し合う初めての会議が開かれ、大学教授などが参加しました。
球場跡地については今後、民間活力を導入した整備や運営も検討していて、今年度中に事業の枠組みをつくりたいとしています。

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