今秋ドラフト1位候補右腕の星稜(石川)・奥川恭伸投手(3年)が大会休養日の19日、
キャッチボールや打撃練習、外野ノックを受けるなどしたが、ブルペン入りはせず、軽めの調整で汗を流した。

チームは兵庫・西宮市内で、中京学院大中京戦(岐阜)との準決勝に備えて約2時間の練習を行った。
17日の3回戦で延長14回までもつれた智弁和歌山(和歌山)戦を一人で165球投げ抜き、翌18日の仙台育英(宮城)との準々決勝は出場しなかった奥川。
「多少の疲れは残っているけど、昨日、十分に休ませてもらったし、今日も休養日ということで、明日までには何とかなるんじゃないかな。
他のチームよりもアドバンテージというか、昨日1試合完全にオフだったので、それは大きいと思う」と登板に向けて意気込んだ。

気になるのは奥川が先発かリリーフか、それとも登板回避となるかについてだが、
林和成監督は「彼と相談しながら(明日の)キャッチボール、ブルペンの様子を見ながら判断を誤らないようにしたい。
3年間一緒に過ごしてきて、彼は正直になんでも言うので、いけないのに『いけます!』という子ではないので、彼に聞くということは一番大事」と、
奥川本人の意志を尊重しながら決断することになりそうだ。

石川県勢初の全国制覇にあと2勝。奥川は「まずは明日の試合にしっかり勝つことだけを目標にして、一戦一戦を戦っていくしかない」と気を引き締めつつも
「楽しいワクワクの気持ちをしっかり持ちながら、最後まで全力でやり切りたい」と笑みをのぞかせた。

東スポweb
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190819-00000040-tospoweb-base