歯に衣(きぬ)着せぬ発言で人気を集めているタレント、マツコ・デラックス(46)に思わぬ逆風が吹いている。これまで共感を集めていたその発言が、
相次いで炎上の火種になっているのだ。

 NHKから国民を守る党(N国)の立花孝志代表(51)が12日、マツコが出演する「5時に夢中!」を放送するTOKYO MXのスタジオ前で、
「マツコをぶっ壊す」と批判を繰り返した様子を13日付スポーツ各紙が大々的に報じた。

 きっかけは先月29日、参院選の結果をめぐり、マツコが「5時夢」でN国党について「ふざけて(票を)入れている人も相当数いる」などと発言したこと。
これに立花代表が激怒し猛抗議を始めたのだ。立花代表は13日の会見で「MXが謝罪するまで毎週お邪魔する」と突撃デモの継続を宣言した。

 「マツコ人気は辛口批判に共感する人たちに支えられてきた。男性の目線であり、女性の目線でもある。過激な発言も、オネエキャラということで大目に見られてきた」と
放送関係者。

 しかし、その風向きが怪しくなったのは、『週刊文春』(8月8日号)がマツコの「爆弾発言」を報じてからだ。

 ジャニーズ事務所が、稲垣吾郎(45)ら元SMAPの3人のテレビ出演をめぐり、公正取引委員会から圧力をかけたと疑われる行為は慎むよう注意を受けたことについて、
文春は「5時に夢中!」に稲垣が出演する計画を、マツコの事務所が妨害した疑いがあると報じた。

 そして記事中では、文春の直撃を受けたマツコが「稲垣吾郎が『5時に夢中!』に入って楽しいと思う?」などと厳しめの発言をしたと伝えたのだった。

 これに対し、ネット上では“すっかり体制側の人間”“ジャニーズに忖度(そんたく)する、マツコにはがっかり”と批判の声が殺到したのだ。

 「今までならある程度の批判はあっても、“マツコは随分辛口だ”ぐらいで済んだはずでした。風向きを読み誤ったのか、猛バッシングが起きたことにマツコも焦ったようです。
だからすぐさま女性誌で反論に転じたのです」と週刊誌記者。

 マツコは『週刊女性』(8月20、27日号)で「“圧力”なんてナイと言ったのに、文春の上司が都合いいように書き換えたのよ」と主張し、バッシングを回避しようとした。

 この騒ぎを鎮圧しきれないうちに、今回のN国騒動だ。“視聴率女王”の神通力も、どこか陰り始めているのか。

夕刊フジ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190815-00000000-ykf-ent

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