2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は19日、ボランティアら11万人以上が着用するユニホームのデザインを発表した。
日本の伝統色で大会エンブレムと同じ「藍」を基調とし、ポロシャツには通気性の良い素材を使用するなど暑さ対策に配慮した。

ポロシャツのデザインは、会場や選手村で活動する「大会ボランティア」(8万人)らは藍色のグラデーションの上に大会エンブレムを重ねたデザイン。
空港や駅などで観光案内などを担当する「都市ボランティア」(3万人)は濃紺と白でエンブレムの市松模様を表現した。

灰色のパンツはひざ下部分を切り離してハーフパンツとしても使用できる。
他にも靴や帽子、ジャケット、靴下、2種類のバッグも用意し、来年5月ごろに配布される予定。

大会スポンサーのアシックスと組織委が検討した約30のデザイン案から絞り込み、元SMAPの香取慎吾さんやファッションデザイナーのコシノヒロコさんらが選考委員を務めた。
ユニホームを着用した香取さんは「着心地もすごくいい。暑さの中でも笑顔を生んで、大会が素晴らしいものになるように頑張ってほしい」と期待を述べた。

▼写真
東京五輪・パラリンピックのボランティアらのユニホーム。
左がフィールドキャスト(大会ボランティア、スタッフ)用、右がシティキャスト(都市ボランティア)用
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https://mainichi.jp/sportsspecial/articles/20190719/k00/00m/050/348000c

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