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「NHKから国民を守る党」(N国)が、NHKに揺さぶりをかけている。

選挙で議席を得た民意を後ろ盾に、連日テレビに露出。
受信料を払った人だけがNHKを視聴できるようにするスクランブル放送導入の主張を拡散させている。
公共放送の存在意義を否定する動きにNHKは対応に苦慮している。なぜ、ここまでの騒動になったのか。

N国を放送でどう扱うべきか――。
NHK関係者によると、報道の現場では秋の臨時国会を前に、そんな議論が起きているという。

7月の参院選で1議席を得たN国の選挙区合計の得票率は3・02%。公職選挙法が定める「政党」要件を満たした。
比例区の得票率が4・55%のれいわ新選組や、社民党と比べても遜色ない。

NHKはN国の放送での取り扱いについては、表向き「報道機関としての自主的な編集権で決める」としているが、

NHK関係者によると、これまでの基準で行けば、れいわや社民が「日曜討論」に出演したり、報道番組に登場したりするなら、
N国も同様に取り扱うことになるという。

https://www.asahi.com/articles/ASM8C6WNYM8CUCLV002.html