2019年08月08日
向井秀徳「衝動かもしれない。風が吹いた」 NUMBER GIRL再結成の理由を語る
https://www.j-wave.co.jp/blog/news/2019/08/83-number-girl-1.html

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J-WAVEで放送中の番組『SAPPORO BEER OTOAJITO』(ナビゲーター:クリス・ペプラー)。クリス・ペプラーが音楽を聴く隠れ家=「オトアジト」に毎週ゲストを迎え、大人な音楽談義を繰り広げるという番組だ。

8月3日(土)のオンエアでは、向井秀徳がゲストに登場。今年、再結成をしたNUMBER GIRLについて語った。


■「やってよかった」再結成後のライブ

2002年に解散したNUMBER GIRL。今年の夏に再結成を果たし、7月27日に新宿LOFTでライブを行った。

クリス:17年ぶりのライブはどんな感じでしたか?

向井:どんな風景が見えるのか全く想像できなかった。もちろん色んな想いもあるけど、昔と全然変わってないなって。若干、私のテンポ感が遅くなっている感じもしましたけどね。年齢と共に。

今回のライブに向けて練習しているときは「いけるんじゃないか」という感触があったが、「本番はやってみないとわからない」という思いもあったと言う。

クリス:本番はどうでした?

向井:当時に舞い戻った感じ。演っていて全然違和感がないわけです。お客さんの感じとかも。すごくリアリティを感じました。

クリス:メンバー同士もすごくハマったんですか?

向井:もちろんみんなキャリアを積み重ねているので、それぞれの表現力が深みを増しているんですけど。とにかく「やってよかった」と思いました。

クリスは、NUMBER GIRLの音楽に影響された若手アーティストによく出会うと伝えると、それも再結成するひとつの要因だったと、向井は明かした。

向井:対バンする若いバンドの人に「NUMBER GIRL聴いています」「生まれたときには解散していたけど、YouTubeで聴いてます」と、嬉しいことにそう言ってくれる人たちがいまして。「じゃあ、もう一発やってやろうか」って。メンバーもまだ存命だしね。


■ZAZEN BOYSに加入したMIYAがもたらしたもの

NUMBER GIRLを解散した翌年の2003年、向井はZAZEN BOYSを結成。当時の心境をこう語った。

向井:NUMBER GIRLとして福岡から東京に出てきて、ある種の攻撃する気持ちや「やったろか」っていう気負い、もちろん不安もあり、自分を奮い立たせる気持ちで走りまくったんです。それが息切れしたんですね。NUMBER GIRLは東京に来て3年で終わったんですけど、私は収まらないわけですよ。だから、「NUMBER GIRLというカタチはなくなったけど、またゼロからやってやろう」と。この際、また自分の地獄の自我が蘇ってきて「この自我を100パーセント発揮するバンドをしたい」と思ってZAZEN BOYSを始めました。

メンバー4人がいてひとつのカタチだったNUMBER GIRLに対して、「This is 向井秀徳。毒個性を存分にやらせてもらう」という気持ちでZAZEN BOYSはスタートした。

クリス:NUMBER GIRLを再結成しましたが、ZAZEN BOYSのメンバーはどうしていますか?

向井:同時進行でやってます。NUMBER GIRLの再結成をしようと思った理由はたくさんあるけど、ZAZEN BOYSもメンバーチェンジを繰り返すなかで、2018年にベーシストのMIYAが加入したんです。MIYAが入ってすごく新しい風が吹いたんです。すごくフレッシュな気分になり高揚した気分が相まって、「じゃあ、NUMBER GIRLもやったろか」みたいな。

(中略)

■忘れられないステージ

再びNUMBER GIRLの再結成について語った向井。「衝動かもしれない。風が吹いたんでしょうね」と話した。

クリス:他のメンバーに再結成の意向を伝えたときの反応はどうだったんですか?

向井:1番最初に連絡したのはドラムのアヒト・イナザワ。彼は福岡在住で、仕事をしながら音楽活動をしているんです。再結成の話をしたら「うーん、そう……。一瞬考えさせて」って言ったけど、ほどなくして「やってみたい」って言ってくれました。その後、ベースの中尾憲太郎とギターの田渕ひさ子は立ち続けに連絡したんだけど、即答で「やろうや」と言ってくれた。即答にはけっこう驚いたけどね。

(以下略、全文は引用元サイトをご覧ください。)