強制性交罪で起訴された俳優の新井浩文被告(40)が主要キャストとして出演し、公開が延期になっていた映画「台風家族」(市井昌秀監督)の劇場公開が決まったことが1日、分かった。

関係者によると9月上旬に公開される。当初は6月の予定だった。新井被告は主演・草ナギ剛(45)、中村倫也(32)と兄弟役を演じた。出演シーンはそのままという。

 新井被告を巡っては、2月の逮捕直後に主演映画「善悪の屑(くず)」の公開中止が決まり、「台風―」は公開延期となっていた。

草なぎは、延期について自身のツイッターで「しばらく時間はかかりますが、もう一度、スタッフキャストが気持ちを揃(そろ)えて前に進んでいきましょう」と投稿していた。
新井被告の初公判は、映画公開と同時期の9月初旬に開かれる方向で調整されている。

 麻薬取締法違反で有罪判決を受けたミュージシャンで俳優のピエール瀧(52)の場合は、NHK大河ドラマ「いだてん」などで代役が立てられた一方で、映画「宮本から君へ」(9月27日公開)などは改編や追加撮影を行わずに公開されることが決まった。

スポーツ報知 8/2(金) 5:04
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