これまで多くのスターを育ててきた故ジャニー喜多川氏(享年87)。ジャニーズJr.の育成という点で、そのジャニーさんの後継者となっているのが、滝沢秀明(37才)だ。

今年1月、滝沢は「ジャニーズアイランド」の代表取締役社長に就任した。毎朝9時には出社し、
メディアやスポンサーなどに営業活動をする一方で、Jr.たちの稽古を見る激務の日々だ。

「資産1000億円といわれるジャニーズ事務所において、『ジャニーズアイランド』は主に新人の発掘や育成を行う会社で、Jr.のグッズなどの販売も行っています。

その会社の社長になることによって、一部では経営陣との確執も噂されました。たしかに、現役アイドルの頃は経営陣と衝突することもありました。
でも、自分が“社長”になったことで、トップとしての考え方を学び、その難しさを知ったそう。
今では副社長のメリーさん、ジュリーさんとの会話が増え、いろいろと相談をしているようです」(スポーツ紙記者)

昨年11月、高級中華料理店で仲睦まじく会食する滝沢と副社長2人の姿が見られた。
そこにはテレビ局関係者も多く同席していて、滝沢は店を出た全員一人ひとりに新米社長として丁寧にお辞儀をしていた。

「ジャニーズ事務所は上下関係の厳しさで知られ、タッキーがジャニーさんの跡を継ぎ、“社長”になることは極めて異例。それは“鉄の序列”が変化することを意味します。

でも、ジャニーズ事務所の年長者である近藤真彦さん(54才)、東山紀之さん(52才)がこれを認め、2人とも“これまで以上に滝沢を支えていこう”と後輩たちに伝えています。

タッキーが悩み抜いた末にタレントをやめた経緯をジャニーさんから直接聞いた近藤さんと東山さんは、
タッキーを支えることがジャニーさんから託された自分たちの使命だと思っています」(芸能関係者)

滝沢と意外な関係性があるのが中居正広(46才)だ。

「滝沢さんの芸能界引退を聞いて、真っ先に連絡をしてきたのは中居さんでした。ジャニーさんを崇拝する中居さんは、
後輩を守り育てるため裏方の道を選んだ滝沢さんにただならぬ思いを感じたようで、
出演者と裏方として手を組み、芸能界をいい方向に向けようと誓い合ったんです。
今後の中居さんの動向は不明ですが、滝沢さんとの信頼関係は変わらないはずです」(前出・スポーツ紙記者)

プロデューサーとしての仕事をサポートし、手助けしてくれる「同士」もいる。

「ジャニーさんにプロデュースや演出の能力を買われていた堂本光一さん(40才)や、嵐のコンサートの演出を務める松本潤さん(35才)は、
プロデュース面でもタッキーのサポートをするはずです。
現在、関西ジャニーズJr.のプロデュースを担当している大倉忠義さん(34才)はタッキーとはプライベートでも仲がよく、『Jr.育成担当』として大いに力になるでしょうね。

今後のタッキーの役割は、名プロデューサーだったジャニーさんの意向を受け継ぎ、
『ジャニーズアイランド』社長として次代のスターを育てること。タッキーはジャニーさんから受けた愛を、今後はJr.たちに注ぐつもりです。

ジャニーズ事務所の社長になるジュリー副社長も、タッキーにその役割を期待しています。
これから先、“両社長”が一致団結して、ジャニーさんが育てた宝物を守っていくはずです」(前出・芸能関係者)

父亡き後、残された息子の新しい旅が始まる。

※女性セブン2019年8月1日号

https://news.livedoor.com/article/detail/16801124/
2019年7月20日 7時0分 NEWSポストセブン