9月開幕のラグビーワールドカップ(W杯)日本大会のチケット発送が18日に始まった。海外発送を担う公式パートナー「DHL」日本法人の物流拠点(東京都江東区)で出発式が開かれ、公式マスコット「レンジー」らが見送る中、第1便を乗せたトラックが成田空港へと出発した。

 チケットは選手を武者絵で描いたデザインで、総数180万枚のうち、すでに144万枚を販売。3割は143の国・地域におよんだ海外からの購入で、イングランド、豪州、アイルランドが上位を占めた。仕分け作業を手伝った元日本代表の大西将太郎さんは「チケットが届くことで、いよいよだと実感を持たれる方がたくさんいると思う。観戦までの楽しみにしてもらえたら」と話した。

 大会組織委は現在公式サイトで実施している第3次販売を24日で終え、海外販売分の残券など30万枚以上を先着で販売する第4次販売を8月10日に開始すると発表。嶋津昭事務総長は日本戦を含む全試合が販売対象になると明かし、「今まで入手できなかった方もアクセスしていただければ」と呼びかけた。最終機会と見込まれる第4次販売分はすべて電子チケットとなる。

7/18(木) 17:57配信 産経新聞
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