◆第101回全国高校野球選手権和歌山大会(紀三井寺球場)

紀三井寺球場で行われている和歌山大会では、全国でも珍しく各学校の校名入りグッズが売られている。球場の正面に設けられた売り場には、
参加校全ての校名がプリントされたTシャツ(1400円)にタオル(1500円)、出場校のユニホーム型キーホルダー(800円)、「熱闘甲子園」を
もじった「熱闘紀三井寺」のロゴが入ったスタジアムクッション(500円)など、甲子園ばりの品揃えとリーズナブルな金額で、人気を集めている。

特に目を引かれるのはユニホーム型のクッション(1000円)と、今年から新発売されたユニホーム型ペットボトルホルダー(1000円)だ。
どちらもそれぞれの学校のユニホームが忠実に再現されている。これらのグッズ販売は約5年前から、主催者の企画のもと行われるように
なったという。和歌山は紀三井寺球場でのみ大会が開催されていること、そして全試合が地元放送局で中継されていることから「球場に足を
運んでいただきたい」(担当者)との願いを込めて、販売が始まった。西日本では他に、奈良や滋賀、香川などでも同様の校名入りグッズ販売が
行われているという。

毎年新商品も出しており、今年のペットボトルケースは大きな瓶などにつけて飾ることもでき、かわいいと好評だ。どの学校の商品も完璧な
出来栄えだが、人気はやはり智弁和歌山で、「群を抜いています。今日も数え切れないぐらい、たくさん売れました。ここでしか売っていないので、
他府県からわざわざ智弁和歌山のグッズだけを買いに来る人もいます」と担当者。胸に大きく「智辯」の文字が書かれたデザインは迫力も十分で、
初戦を戦った17日には多くの人が買い求めたという。地方大会でしか手に入らないお宝グッズ。観戦の際にぜひ手にとってみてはいかがだろうか。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190717-00000202-sph-base

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