NBA今季のシーズンMVP、バックスのヤニス・アデトクンボ(24)が15日、自身のシューズのプロポーションで訪れたニューヨークで人生初の野球を体験した。
 アデトクンボのファンというヤンキースのCC・サバシア投手(38)のリクエストに応えて球場入りしたもので、室内練習場ではティー打撃に挑戦。ナイジェリア人の両親を持ちギリシャで生まれ育ったアデトクンボはこれまで野球をプレーするどころか、ボールに触ったことさえもなく、ティー打撃ではボールではなくティーそのものを“ジャストミート”してヤンキースのスタッフを爆笑の渦に巻き込んでしまった。

 「ボールはもっと軽いものだと思っていた。驚きだよ。もし自分が野球をやっていたらさぞかしひどい選手になっていただろうね」と、バットを振っても止まったボールをとらえきれない自分にあきれ気味?チームの打撃練習も見学したが「スタンドまでボールを運んでいるあの力強さは凄かった」とホームランを連発するアーロン・ジャッジ(27)のスイングにしばらく見とれていた。

 球場では兄タナシス(26=バックス)や弟のコスタス(21=マーベリクス)らとともにサバシアと対面。しかし身長はヤニスとコスタスが2メートル11で、タナシスが2メートル1。記念撮影では1メートル98のサバシアが小さく見える“ワンショット”となった。


2019年07月16日 13:36バスケット
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