AERAdotは6月12日、「オリコン1位に手島優びっくり『ハミ乳パパラッチ』人気のわけ」の記事を掲載した。元は週刊朝日の記事だ。

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《グラビアタレント手島優が、「NYOUTUBER(手島優)」名義でリリースした新曲「ハミ乳パパラッチ」が、配信初日の5月26日付のオリコンミュージックストアのダウンロードランキングでデイリー1位を獲得。勢いは止まらず、同チャートの週間および月間1位になった》

 20代以上の男性なら、知らない人はいないだろう。手島は1982年8月生まれの36歳。2000年代からグラビアアイドルとして活躍を開始、高い知名度を誇っている。
 だが、なかなか伸び悩んでいるのも事実だ。民放キー局でバラエティ番組を制作する関係者が、こう本音を漏らす。

「所属はプラチナムプロダクションですから、菜々緒さん(30)や筧美和子さん(25)が事務所の稼ぎ頭になります。手島さんも“追いつけ追い越せ”と名物マネージャーと共にテレビで出まくっているのをご存知の方は多いでしょう。二人三脚で売れようと懸命なのは認めますが、正直言って、なかなか厳しいですね。同じ事務所の、おのののかさん(27)もそうですが、このままでは先が見えていますね」

 先に紹介した通り、手島優は8月で37歳になる。“ライバル”である同世代のグラドルの現在を見てみると、そもそも結婚している女性が少なくない。表をご覧いただきたい。
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 グラドル11人のうち、7人が既婚という結果になった。結婚するとグラビアの仕事が減少し、人気が落ちてしまうという話はよく聞くが、大丈夫なのだろうか?

■意外に振り切れていない」の声

 そこで、雑誌の専門図書館として知られる「大宅壮一文庫(以下、大宅文庫)」と、新聞などのデータベース「G-Search」で、11人の露出度を比較してみることにした。

 大宅文庫は1988年からの雑誌記事の件数を、G-Searchは日刊スポーツ、スポーツニッポン、スポーツ報知、サンケイスポーツ、デイリースポーツにおける、「最近1年間」の記事件数を調べてみた。

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 大宅文庫は結婚前を含めたデータ、G-Searchは最近の動向を映しているわけだが、どちらも“トップ集団”は意外にも変わらない。

 つまり熊田曜子(37)、磯山さやか(35)、安めぐみ(37)、安田美沙子(37)の4人がどちらの表でも上位に君臨している。そして手島優は残念ながら共に低位だ。
「彼女は結局、意外に振り切れていないのが、売れない原因なんですよ。器用に何でもこなせるように見えるが、実はそうでもない。下ネタの対応力が高いと特にネットでは絶賛されていますけど、彼女も事務所も『下ネタOK』と完全に色がついてしまうことを嫌がっていますからね。菜々緒や筧を見て、ドラマや映画に意欲を見せていますけど、まず使いどころがありません。あったとしてもバーターでしょうか。思い切って脱ぎ役とかでオーディションを受ければいいのでしょうが、本人にも事務所にもそこまでやる覚悟はないようです。例えば、ライバルの磯山さやかは野球をはじめスポーツ系のネタは得意です。手島も資格を取ったりして、得意分野でも作ればいいのでしょうが、その気はサラサラないそうです」(同・制作スタッフ)

 手島ほどの知名度を誇っていても、このままでは“自然消滅”する可能性もあるというのだ。やはり、テレビの世界で生き残るのは本当に難しいようで……。

週刊新潮WEB取材班


芸能2019年7月15日掲載