明石家さんまが13日深夜に放送されたMBSラジオ「ヤングタウン土曜日」
にパーソナリティーとして出演し、9日に亡くなったジャニー喜多川氏との思い出を振り返った。
さんまはまた、かつてメリー喜多川氏にかけてもらった言葉も披露した。

さんまは26歳だった時に吉本興業に不満を抱き、「やめたい」と思ったことを明かした。
その頃にフジテレビの「夜のヒットスタジオ」のメーク室でジャニー氏に出会い、ジャニーズ事務所入りを直訴した。

さんまは「ジャニーさんがまだ現場に来てらっしゃったころ。メーク室で『ジャニーさん、すんまへん。
ジャニーズ入れてもらえませんかね』」と交渉した。さんまは「忘れもしない。
フジテレビの回るイスでくるっと振り向いて『YOUはだめ』。
あれが最初で最後。面と向かってしゃべったのは」と笑って振り返った。

以降、ジャニーズタレントの増加もあいまって共演も増えるようになり、メリー氏はさんまに会うと
「うちの子どもたちが本当にお世話になって」と感謝の言葉を言ってくれたという。

さらにさんまは「一緒のレストランになると全部はろてくれはる。こっちがどれだけの人数であろうが払ってくれる」と偶然、
同じレストランで出会うと、メリー氏がさんまと同席者のぶんも会計を済ませてくれると明かした。

何度も出してもらったそうで、さんまはメリー氏に「メリーさん、僕、お金あるんですけど。よかったら耳元で僕の年収言いましょか」と辞退を申し出たこともあった。
さんまは「ジャニーズは不滅。あれだけの歴史を振り返ると」とこれからも隆盛が続くと語った。

https://news.livedoor.com/article/detail/16773293/
2019年7月14日 18時32分 デイリースポーツ