球団創設50周年を記念する、ヤクルト球団初のOB戦「スワローズドリームゲーム」が11日、神宮球場で行われ、
野村克也監督(84)が指揮官を務める「GOLDEN 90’s」と若松勉監督(72)率いる「Swallows LEGENDS」の
2チームに分かれ、雨天の中でプレイボールが宣告された。

始球式にはファンクラブの名誉会員第1号でもあるタレントの出川哲朗(55)が登場。ファン歴は43年にも及ぶが、
ヤクルト戦の始球式は初めてとなった。子どもの頃から好きだったサウスポー・安田猛氏から白球を譲り受け、第1投。
大きく振りかぶったとき、ズボンが下がってパンツが見えてしまう「お約束」に、満員のスタンドは爆笑に包まれた。

「公式戦と変わらないぐらい緊張しました。30球ぐらい練習しましたね。それで疲れて、ワンバンになっちゃいました。
ズボンのサイズを決めるのが大変でした」

出川はヤクルトの名誉会員第1号。第2号が作家の村上春樹氏、第3号がシンガー・ソングライターのさだまさしである点に
言及し、「俺が1号って…ヤクルトの順番のつけ方はおかしいでしょう! 家庭的なヤクルトらしい。温かい球団だと
思います」と感謝した。

試合前は野村克也氏、古田敦也氏に囲まれてのスリーショット撮影にも成功。「こんなチャンス、めったにない。
奇跡のスリーショットです。お二人が仲良く喋っている光景を見られただけで、本当にうれしかった」と感無量だった。

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