https://hochi.news/articles/20190704-OHT1T50077.html
2019年7月4日 11時30分スポーツ報知

4日放送のTBS系「ひるおび!」(月〜金曜・前10時25分)で、お笑い芸人らが反社会勢力から金銭などを受領した「闇営業問題」を巡り、吉本興業が6月27日以降、東京で4日間計8回、約1700人を対象とした緊急コンプライアンス研修を実施したことを報じた。

研修は、大阪府内でも1日に開催。さらに4、5日に同様の研修を行い、所属タレントら約1200人が参加予定。約6000人といわれる所属タレントの半分、3000人に及ぶ大規模なもので再発防止に向けた対策を徹底していく。

同社幹部によると、タレントからの相談やヒアリング、研修を行うとともに、有識者や専門家らで構成する30人の特別編成チームを結成した。メンバーは弁護士、警察OB、マネジメント統括責任者、コンプライアンス担当役員らを中心に選定。各担当ごとにチームを作り、〈1〉国内外すべての所属芸人・タレントへのヒアリング専門チーム〈2〉謹慎処分を受けた芸人・タレントのケア、今後の仕事に関する対応専門チーム〈3〉今後の放送や収録、会見への対応専門チーム〈4〉ファンの声や報道に対応する専門チーム―を編成した。

今回の研修をコメンテーターで作家の室井佑月氏は「何か不思議になっちゃう。警察OB30人も入れて、やるよりも所属している芸人さんで全然生活していけるレベルじゃない人たちの補填(ほてん)とかの方がいいんじゃないかなと思う」と指摘。その理由を「だってそれは分かるわけで、暴力団とか反社会勢力と付き合っていけないのは分かることだから、そこにお金をかけることがいいのかどうか分からない」と示していた。

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