【ソウル30日】ロックバンド、GLAYがKBSアリーナで初の韓国公演を開催した。

 この日は2夜連続ライブの最終日。トランプ米大統領と金正恩朝鮮労働党委員長の歴史的会談が実現した板門店からわずか55キロのソウルで、
ジャパニーズロックスターが気を吐いた。

 2013年6月の公演が現地プロモーターの都合で中止となり、6年越しで韓国に初上陸。約3000人のファンを前に、韓国語を猛勉強した
ボーカルのTERU(48)が「ハングゲ ワソ チョクヨ(韓国に来られてうれしい)キダリョジョソ コマウォ(待っていてくれてありがとう)」と
叫ぶと、大歓声で沸き返った。

 韓国公演は、TERUが興味を持つK−POPの本拠地でのライブを切望。デビュー25周年イヤー最初となる海外公演として、6年ぶりに
リベンジを果たした。

 韓国は、1998年から日本の大衆文化を段階的に開放。それとともにGLAY楽曲も浸透し、現地でも人気者に。ファンは自然と日本語歌詞を
口ずさみ、日本に負けない盛り上がりを見せた。

 代表曲「誘惑」「グロリアス」から、2日発売の新曲「JUST FINE」まで22曲を披露し、通常よりも“攻めモード”。ギターのHISASHI
(47)が韓国焼酎「チャミスル」をラッパ飲み。先月に誤って熱湯をかぶり、顔にやけどを負ったTERUもけがが完治し、
「サランヘヨ(愛している)」と笑顔で絶叫した。さらに名曲「HOWEVER」では♪やわらかな風が吹く韓国で…と替え歌で歌い、
観客を感動させた。

 25年の“生きざま”を見せつけたGLAY。米大統領初の北朝鮮入りとなったトランプ氏同様、新たな歴史を刻んだ。

サンスポ
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