国際オリンピック委員会(IOC)は24日、スイスのローザンヌで総会を開き、
2026年冬季五輪・パラリンピックの開催地にイタリアのミラノ、コルティナダンペッツォを選出した。
2都市の共催案が選ばれたのは初めて。

IOC委員の投票により、ストックホルムとオーレでの共催を目指したスウェーデンは落選した。

イタリアでの五輪開催は1960年ローマ夏季大会、56年コルティナダンペッツォ冬季大会、
2006年トリノ冬季大会に続いて4度目。開催期間は26年2月6〜22日で、パラリンピックは3月6〜15日を予定している。

5月に公表されたIOC評価報告書では、会場計画や政府による支援、国内の支持率などほぼ全ての面で、イタリアの共催案が高く評価されていた。

五輪招致については、開催経費の高騰などを背景に候補都市が近年減少。冬季五輪としては、北京がアルマトイ(カザフスタン)を破った22年大会招致に続いてマッチレースで争われた。
26年大会をめぐってはシオン(スイス)やカルガリー(カナダ)などが招致の方針を撤回。1972年に冬季五輪開催の実績がある札幌市も、当初の26年招致から30年大会の開催を目指す方針に切り替えた。 

6/25(火) 1:27配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190625-00000004-jij-spo