女優・草笛光子(85)、俳優・市村正親(70)、堀部圭亮(53)が20日、東京・新宿の紀伊國屋ホールで行われた舞台「ドライビング・ミス・デイジー」(22日開幕)の会見に出席した。

 草笛と市村は、ミュージカル「ラ・カージュ・オ・フォール」以来、25年ぶりの共演となる。草笛は「85にもなってこのような大役を頂いて。神様から頂いた大切なお仕事としてやらせて頂きたいと思います。お若い2人と並ぶと、老いに焦りますが、この歳なりにやっていければなと」とあいさつ。市村は「(この舞台は)草笛さんがこの年齢でも元気でいらっしゃることで成り立つ。感謝です」と話し、「40代の草笛さんだったらできない、ほどほどにさびれているからいいんです」と大先輩女優に頭を下げ、笑いを誘った。

 今作で初老の運転手を演じる市村は「妻から『運転はしない方がいい』と言われてます」と、妻の女優・篠原涼子(45)から運転自粛を求められていることを告白。また、70歳と思えないエネルギッシュさな若さの秘訣を問われると、「子どもが小さいからかな。11歳と7歳になりますが、彼らから“気”をもらって、若くいられる」と、篠原との間にもうけた2人の愛息を挙げ、温かな家族愛を垣間見せていた。

2019年6月20日 15時37分
デイリースポーツ
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