「大河新時代」= 最新の研究と新解釈を反映した人物像。

「麒麟がくる」では、最新の研究で
新たなアプローチがなされ始めている英傑たちの姿を、
従来のイメージを覆す新しいキャラクター像として、
描いていきます。

私怨により本能寺で信長を討った謀反人のイメージを覆す、
勇猛果敢かつ理知的な天才・明智光秀(長谷川博己)。
史料がほとんど残っていない
20代の青春時代から描写していきます。

また、革新的な魔王のイメージが強い
光秀の主君・織田信長(染谷将太)を、
最近の研究で見直されている
保守的かつ中世的な側面も強調、
父・信秀(高橋克典)から実直に受け継いだ財政面、
経営面での才覚も描いていきます。

さらに親子二代で美濃をのっとった
という説に基づく斎藤道三(本木雅弘)、
反織田勢力を自由自在に操り、
室町幕府の再興をなそうとする
権謀術数にたけた第15代将軍・足利義昭(滝藤賢一)、
ほかにも若く野心にあふれる細川藤孝(眞島秀和)、
松永久秀(吉田鋼太郎)、今川義元(片岡愛之助)など、
一癖もふた癖もある群雄たちが、
戦国時代を舞台に、縦横無尽に活躍します。