福永騎手、156頭の競走除外に「類を見ない事件」

JRAは15日、今週の出走予定馬の中に禁止薬物を摂取した可能性のある馬が判明したとして、該当する156頭を競走除外とした。
これについて、日本騎手クラブを代表して副会長の福永祐一騎手(42)が阪神1Rの騎乗後に取材に対応した。コメントは以下の通り。

「具体的な経緯についてはまだ詳しくは分かりませんが、まずは競馬サークルの一員として、今回の件で多大なるご心配とご迷惑を競馬ファンのみなさんにおかけして、深くおわび申し上げます。
このような事態は、これまでの歴史で類を見ないほどの事件で、われわれの対応を含めて、競馬ファンのみなさんの中には憤りや納得できないことが多々あると思いますが、
われわれ騎手としては今日明日の競馬で1レース1レース全力を尽くして、ファンのみなさんに喜んでいただける競馬を提供できるように努めてまいりますので、引き続き競馬を応援していただければと思います」。