▼ざっくり言うと
・阪神が9日の日本ハム戦で、4−3の劇的なサヨナラ勝ちを収めた
・同点で迎えた9回に、大腸がんから復帰した原口文仁がサヨナラ打を決めた
・矢野燿大監督は試合後の会見で男泣きし、会見は一時中断する事態に

◇交流戦 阪神4―3日本ハム(2019年6月9日 甲子園)

阪神が劇的なサヨナラ勝ちを収めた。
3―3の9回。2死から高山、北條の連打で一、三塁のチャンスを作ると、大腸がんから復活してきた原口が代打で送り出された。

カウント1―1からの3球目。外角スライダーに必死に手を伸ばすと、打球はライナーとなって中前に弾んだ。
大病という苦境から帰ってきた不屈の男の劇打に、満員の甲子園はとてつもない大歓声に包まれた。

この劇的な勝利に矢野燿大監督(50)も男泣き。
「感動しました。めちゃくちゃ感動しました。泣いちゃった…。すごい」。

途中で言葉に詰まり、涙がほおを伝った。
会見は一時中断。
30秒後、再び戻ってきた指揮官は「(泣くのは)初めてじゃないかな。優勝した時に泣こうと思ったけど」と話した。

2019年6月9日 18時13分 スポニチアネックス
http://news.livedoor.com/article/detail/16592583/
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