「欧州のビッグクラブが日本のワンダーキッドのために…」

日本サッカー界期待の“俊英”久保建英の動向が世界的な注目を集めている。

今シーズンの久保の活躍ぶりは圧巻だ。J1で首位をひた走るFC東京で定位置を確保したティーンエージャーは、リーグ戦13試合で4ゴール・4アシストと好パフォーマンスを披露。
この6月のキリンチャレンジカップとコパ・アメリカにも招集され、A代表デビューが大いに期待されている。

そして、久保は4日に晴れて18歳となったことで、国際サッカー連盟(FIFA)が定めている未成年の移籍条項の枠から外れ、自由に国外移籍することが可能になった。
そのため、かねてから移籍が噂されてきた下部組織時代に在籍したバルセロナだけでなく、パリ・サンジェルマン行きの話も浮上した。

そんななか、久保が誕生日を迎えた同日に過熱している去就についてレポートしたのは、英紙『The Sun』だ。

同紙は各国メディアでも報じられているパリSG行きの可能性を伝えたうえで、「ヨーロッパのビッグクラブが日本のワンダーキッドのために行動を起こそうとしている」とし、さらに次のように続けた。

「クボはラ・マシアのアカデミーと契約したが、バルサが未成年選手との違法契約で有罪を言い渡された2015年にクラブからの放出を余儀なくされた。
だが、彼は日本に戻ってからFC東京で『日本のメッシ』という異名を得るまでに成長した。そして、18歳となったいま、クボがヨーロッパでさらなるスキルアップをするために妨げとなるものはなくなった」

「複数のメディアの情報では、マドリーとシティが獲得レースの先頭に立っていると報じられている。ただ、バルサもクボを“家”に戻すことを諦めたとは思えない。
さらに“フランスの巨人”も虎視眈々と狙い続けるだろう。彼の動向は日本サッカー界のマーケティングに特大のチャンスをもたらしうるものだ」

果たして、久保はいったいどのリーグ、そしてどこのクラブへと羽ばたいていくのか? 噂通りにビッグクラブとの契約が実現すれば、
日本のサッカー界を活気づけるエポックメーキングな取引となるだけに、世界規模に発展しつつある争奪戦の行方に注目だ。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190605-00010002-sdigestw-socc
6/5(水) 5:20配信