2019年06月03日 J-WAVE NEWS
カジヒデキ、音楽的な観点から「90年代のよさ」を語る
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J-WAVEで放送中の番組『GOOD NEIGHBORS』(ナビゲーター:クリス智子)。5月27日(火)のオンエアでは、シンガーソングライターのカジヒデキさんが登場。6月5日(水)リリースのニューアルバム『GOTH ROMANCE』について訊きました。

■ソロ・デビュー23年! 通算18枚目のアルバム

ソロデビュー23年のカジさん。アルバム『GOTH ROMANCE』は通算18枚目となります。

(中略)

■アーリー90'sを意識

アルバム『GOTH ROMANCE』は90年代初期をテーマに曲を書いています。当時の音楽シーンについて訊きました。

クリス:その頃も曲は書いてたんですよね?

カジ:Bridgeってバンドを結成したのが1989年で30年前です。その頃から曲を書きはじめたんです。

クリス:音楽的に90年代のよさは改めてどういうところだったんですか?

カジ:フリッパーズ・ギターを代表するように、当時はいろいろな音楽を同列で聴けたというか。80年代までは「ロックが好きならロック」とか、ジャンルがハッキリしていたと思うんです。でもヒップホップとかが出てきたおかげもあると思うんですけど、いろいろな音楽、60年代のジャズや映画音楽を聴いたり、それと一緒にEUのロックも聴いたり、ボサ・ノヴァを聴いたり、みんな並列で、「いいものだったら何でもいいじゃん」というのが90年代の最初の頃の気分で。今回の僕のアルバムもわりといろいろなテイストが入っています。『フランス映画にしようよ』という曲とかまさにそういう感じで、90年代の(フリッパーズ・ギターの)『恋とマシンガン』のようなジャズテイストの、ああいう音楽がみんな好きだったし。

『GOTH ROMANCE』には野宮真貴さん、小山田圭吾さん、かせきさいだぁさん、ポエトリー・リーディングで参加した栗原 類さんなど数多くのアーティストが参加。プロデューサーには堀江博久さんを迎えています。

カジ:堀江くんの完全プロデュースというか、いつもは僕がセルフでやることも多いし、海外のプロデューサーと一緒にすることもあったんですけど、今回は堀江くんが細かいところも全部言ってくれました。

クリス:そのパターンはけっこう新鮮なんですか?

カジ:ここまでプロデュースされるのはあまりなかったので新鮮ですね。泣きながらやってた感じです(笑)。

クリス:(笑)。

カジ:時間が少しかかったんですけど、それは堀江くんとミーティングかなり重ねたから。デモの段階で歌も何度も取り直したり、堀江くんの納得の行くところまでやって、それを小山田くんに聴いてもらったり。そういう意味では丁寧に作ったアルバムかもしれませんね。

アルバムには女優ののんさんとのデュエットも披露しています。昨年、写真家の平間 至さんの誕生会で急遽一緒にバンドをやった縁でつながったそうです。カジさんは、のんさんをイメージした曲『ノンノン・ソング』を書いて、ダメ元で送ってオファーしたという経緯を明かしました。

(以下略、全文は引用元サイトをご覧ください。)