日本ハムの吉村浩GMが2日、今秋ドラフトの目玉である大船渡の佐々木朗希投手(3年)について「間違いなく1位で指名します。評価としては圧倒的」と1位指名を明言した。12球団で佐々木の1位指名を決めたのは初めて。

 吉村GMはこの日、岩手県内のグラウンドで行われた大船渡−佐久長聖(長野)の練習試合を視察。佐々木は「4番・投手」で先発。今年最多となる149球を投げ、9回9安打4失点。毎回の13三振を奪う力投で、令和に入ってから最速となるMAX153キロをマークした。

 グラウンドには阪神、広島、ヤクルトを除くNPB9球団と米大リーグ・フィリーズの計18人のスカウトが集結した。

 日本ハムの栗山監督はこの日、吉村GMの佐々木の1位指名公表を受けて、「オレは去年の秋から(1位指名と)言っているだろ。モノが全然違うということを感じている。ああいう選手が必要だということは間違いない」と、改めて絶賛した。

 日本ハムは、その年のナンバーワンと評価する選手を1位指名するのを球団の基本方針としており、これまでも佐々木の1位指名を示唆していた。


6/2(日) 16:14配信 デイリースポーツ
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