0001鉄チーズ烏 ★
2019/06/02(日) 06:43:09.66ID:9m4xCi1Z9クラロワリーグは昨年3月に発足したプロリーグで、モバイルゲームの公式eスポーツリーグでは世界最大級の規模を誇る。リーグアジアは2シーズン制で、日本、韓国、東南アジアから各4チームが参戦。第1シーズンは6チームずつがA、B両ブロックに分かれ、韓国で総当たり戦を展開し、現在は交流戦を行っている。両ブロックの上位4チームはプレーオフ(決勝トーナメント)に進出し、上位3チームが7月18〜21日に中国・西安で行われる国際的なeスポーツ競技大会「World Cyber Games」への出場権を獲得する。
◇「決着はプレーオフで」
ゲームウィズは、高校生エース・KK(ケーケー)らの活躍で7勝1敗とAブロック首位と、プレーオフ進出を決めている。一方、昨年世界4位のポノスは、5勝3敗で混戦のBブロック2位に立っている。
今年ゲームウィズに移籍したROLAPORON(ロラポロン)は古巣・ポノスとの対戦に試合前「めちゃくちゃ燃えている。倒すことで成長した姿を見せたい」と意気込んでいた。一方、ポノスの天GOD(ゴッド)も「シーズンも終盤に差し掛かり、この試合を落とすと1位が遠のいてしまうので、絶対に落とせない」と気合を見せており、入場シーンでは両チームともに笑顔があふれるなど、この一戦を前に待ちきれない様子がうかがい知れた。
対戦ルールは2セット先取したチームの勝ちで、最大3セットで勝敗を決するBO3(ベストオブ3)形式。第1セットは2対2のチーム戦、第2セットは1対1の個人戦で、2ゲーム先取した方がセットを獲得する。第1、第2セットで決着が付かない場合は第3セットが行われ、3人による1対1形式の勝ち抜き戦で全員倒したチームが勝利する。
セット1はポノスのRAD(ラッド)・ライキジョーンズ組がユイヒイロ・焼き鳥組にストレートで先勝。セット2はロラポロンがポノスのエース、みかん坊やのミスにつけ込み、2セット連取で勝敗を五分に戻した。
運命のセット3、ゲームウィズの先鋒(せんぽう)は学業のためここ数試合出ていなかったケーケーが登場したが、ライキジョーンズが封殺。しかし、次鋒のユイヒイロが取り返し、ポノスのエース・みかん坊やに回る。みかん坊やは接戦の末、制限時間終了後にダメージの多さで決着が付くタイブレーカールールで勝利し、大将のロラポロンを引っ張り出した。ロラポロンとみかん坊やの再戦は、みかん坊やに軍配。終盤、勝利を確信したみかん坊やは「来た−」と大きな雄たけびを上げた。
この結果、ポノスは6勝3敗でBブロック2位、ゲームウィズは7勝2敗でAブロック1位を維持した。
試合後、勝利したポノスのフチ監督は「ここで負けるとプレーオフ1位進出がほぼ無理になってしまうので、勝って勢いをつけることができて本当によかった。この試合に向けての練習量と気迫は相当なものだった。ただ、(終盤までもつれたのは)作戦としてはよくなく反省点」と引き締めた。試合を決めたみかん坊やは「ロラポロンには第2セットで負けたのでリベンジしたい思いが強くあった。最後に勝ったので僕の勝ちでしょう」とくだけてみせた。
一方、ゲームウィズのZEROS(ゼロス)監督は「勝ち抜き戦の準備が不足していた。プレーオフに向けて残り2試合でしっかり修正する。プレーオフが本番なので、全力で練習して優勝できるように頑張りたい」と未来を見据えた。一方、みかん坊やに1勝1敗のロラポロンは「(古巣に)成長した姿を見せられたかはわからない。プレーオフで決着をつけたい」と宣言した。
>>2以降に続きます
6/2(日) 1:50配信 毎日新聞
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190602-00000004-mai-spo