【テレビ】『アルプスの少女ハイジ』原作をEテレ『100分de名著』が特集、児童文学を超えた、奥深い思想 “ハイジ”の世界
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2019/05/31 19:41掲載
『アルプスの少女ハイジ』原作をEテレ『100分de名著』が特集、児童文学を超えた、奥深い思想 “ハイジ”の世界
http://amass.jp/121350/
日本ではアニメ作品があまりにも有名であるが故に、原作に触れる機会が著しく少ないといわれている、スイスの作家ヨハンナ・シュピリが1880年に執筆した児童文学の傑作『アルプスの少女ハイジ』。
原作には、かつて傭兵として殺人も犯したことがあるおじいさんの心の闇、成長したハイジが発する宗教的ともいえる奥深い思想、クララの医師クラッセンの深い喪失体験と再生など、アニメ作品では割愛された、優れて文学的な要素がたくさん盛り込まれています。
「名著」のポイントを誰もがわかるように紹介するNHK Eテレの『100分de名著』では、6月3日より全4回で『アルプスの少女ハイジ』を特集します。
番組では、瑞々しい人物描写、生き生きとした心理描写を通して「人間の生き方」や「心のあり方」を見事に描き出したこの作品から、大人をもうならせる奥深いテーマを読み解いていきます。
■『100分de名著 アルプスの少女ハイジ』(全4回)
NHK Eテレ 毎週月曜 午後10:25〜10:50
(再)毎週水曜 午前5:30〜5:55/午後0:00〜0:25
1974年に日本でアニメーション化され、今なお圧倒的な人気を誇る「アルプスの少女ハイジ」。スイスの作家、ヨハンナ・シュピリ(1827 〜 1901)が1880年に執筆した児童文学の傑作ですが、日本ではアニメ作品があまりにも有名であるが故に、原作に触れる機会が著しく少ないといわれています。
ところが、原作には、かつて傭兵として殺人も犯したことがあるおじいさんの心の闇、成長したハイジが発する宗教的ともいえる奥深い思想、クララの医師クラッセンの深い喪失体験と再生など、アニメ作品では割愛された、優れて文学的な要素がたくさん盛り込まれています。
そこで、「100分de名著」では、瑞々しい人物描写、生き生きとした心理描写を通して「人間の生き方」や「心のあり方」を見事に描き出したこの作品から、大人をもうならせる奥深いテーマを読み解いていきます。
孤児となり叔母デーテに育てられたハイジは、やっかいばらいのようにしてアルムの山小屋にひきこもるおじいさんの元へあずけられます。暗い過去をもち人間嫌いとなり果てていたおじいさんは、当初こそ心を閉ざしていましたが、天真爛漫に明るさをふりまくハイジに魅了され心をほどいていきます。
しかし蜜月は長くは続きませんでした。デーテの身勝手によってハイジはフランクフルトに連れ去られ、おじいさんから引き離されてしまいます。
足の不自由な良家の少女クララ・ゼーゼマンの話し相手を申しつかるハイジは、彼女と友情を育んでいきますが、執事ロッテンマイヤーの厳しい躾やアルムの大自然とはかけ離れた過酷な都市の環境は、やがてハイジを心の病へと追い込んでいきます。果たしてハイジの運命は?
近年「アルプスの少女ハイジ」の新訳に取り組んできたドイツ文学者の松永美穂さんは、この作品が巷間いわれているような単なる「児童文学」ではなく、深い思想的な背景をもった、人生への洞察を読み取ることができる、大人にも読んでほしい作品だといいます。
人は「心の闇」とどう向き合っていけばよいのか、人間にとって本当の豊かさとは何か、真の家族のあり方とはどんなものなのか……といった人間誰しもがぶつかる問題を、あらためて深く考えさせてくれるのがこの作品なのです。
松永さんにシュピリの名著「アルプスの少女ハイジ」を新しい視点から読み解いてもらい、「文明と自然は和解することができるのか」「人はどうしたら幸福になれるか」といった普遍的な問題を考えていきます。
●「第1回 山の上に住む幸せ」
【放送時間】
2019年6月3日(月)午後10時25分〜10時50分/Eテレ
(中略)
【指南役】
松永美穂…早稲田大学教授。ベストセラー「朗読者」の翻訳で知られるドイツ文学者
【朗読】
安達祐実(俳優)
【語り】
目黒泉
(中略)
■予告映像:
http://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/trailer.html?i=18928
■番組ページ:
https://www.nhk.or.jp/meicho/famousbook/88_heidi/index.html
https://www.nhk.or.jp/meicho/famousbook/88_heidi/img/preimg01_2.jpg
(おわり) ハイジは、原作ちゃんと黒髪・黒瞳なんだよね
アニメでちゃんと再現されてる ペーターがクララに嫉妬して車椅子を壊す件があると聞いて。 ていうか、ハイジの成長=キリスト教化なんだろ
日本のアニメはそこを一切省いたから、現地の人間は批判的だとかなんとか あんな脳天気なアニメにそんな深刻な設定があったのか 歩けないはずの女が1時的に立ち上がったのは設定ミスか? >>5
傭兵やってたときに、無関係に人を殺してしまったという噂がある
しかし、原作にはほんとに殺したかどうかの記述はなく、あくまでも村人による噂 宮崎駿っていう希代の幼少女愛溢れる
変態ジジィによって名作になったんだろが 心が荒んだ時はハイジを見て欲しい
心は落ち着かないけど >>15
それな
物語は行って、帰るのが基本だから
なつは何者かになって北海道に戻ってくるんだな >>5
実写版がブルーノガンツなんだよね
観てないけどかなりハマってたようで
制作年置いてるもののヒトラーやった後オンジやっちゃうかーみたいな感慨も彼ならでは オンジとハイジの再開がクライマックスだったな
それ以降は退屈な過程 ちゃんと見てないんだけどなんでハイジはクララが本当は歩ける事を見抜いてたの?
ただのパワハラだったけどたまたまいい方に転んだだけとかじゃないよね >>1
HP初めて見たけど凄いな
局アナの紹介が延々と続いて
タレントの伊集院の紹介は数行で終わり 面白くなさそうだから見なかった。 先週の平家物語は非常に面白かった。 >>24
あー
うつ病の人に「頑張れ!」と連呼するようなものになってたかもしれないよね
ハイジもアナ雪妹も育ち考えると謎のポジティブさだな 【アルムおんじ】
元ガリバルディ軍の傭兵、衛生兵、戦場から逃亡し帰ってきたところに
妻が間男(元同僚)と同衾していた現場に出くわし同衾相手をついぶん殴る、運悪く相手は死亡。
【ロッテンマイヤー】
ラインラント・プファルツ地方の元貴族の家柄、ビスマルク政権下の政策により土地を失い一家離散。
田舎貴族の男性たちの多くは戦争に出て戦死。結婚相手のいない田舎貴族の娘は婚期を逃し
都市の新興成金階級の家で行儀作法を教えるグベナントとして生きる。孤独で、当時は社会問題とされた女性たちのひとり。
【クララのおばあさま】
つい最近までデンマーク領であったはずのホルシュタイン地方で優雅な暮らしをする、やり手の戦争商人。
ホルシュタイン戦争においてプロシア軍に軍需品(おそらくは皮革)を大量に納めて暴利をむさぼったゼーゼマン家は一気に大金持ちに。
世代的にセバスチャンも徴兵で軍隊にいたあいだにこのホルシュタイン戦争に従軍している可能性が高い。 >>11
足は治っていたが本人が怖がって立とうとしなかったから
アニメでは接近して来た牛に驚いて一瞬立ち上がる オンジってクララのシモの世話とかも全部面倒見てたんだよな
俺には無理だ >>8
そこを無くしたから現代でも通用する普遍的な作品になった >>34
原作では、おんじが傭兵だった時に隊長が瀕死の重傷を負って
その世話をずっとしてたために、介護の仕方を覚えたそうだ アニメは1年もやって原作にないエピソードを入れてたくらいだから、
意図的にカットしたんだろ。
母をたずねて三千里なんてクオレのエピソードの一つで短い話なのに
1年も引っ張ったからな。 なんか国語の教科書に、ハイジの続編をうたった短編が載ってたなぁ…
WWTから復員して来たペーターとクララが出て来て、なんかハイジは幻の存在みたいな訳の分からない方向性のやつ。 >>8 >>39
でも原作を読むと、その宗教的側面は、たとえば神父が話す家出した息子のエピソードとおんじの境遇の対比など
十分普遍的な要素を持ってると思う 原作を軽く読んだ事あるけどキリスト教バリバリ出てくる。
作者がキリスト教深い信者ぽい >>43
家出した息子の話は神父じゃなくてハイジが話したエピソードだった >>3
未来少年コナンの原作はつまらないらしいね…(´・ω・`) ロッテンマイヤーは原作ではハイジのメンタルを追い詰めた事に対して、特に反応無しだったような記憶があるな
嫌なBBAだぜ 原作があまりにも宗教臭が強くて地元でも忘れられてた作品だったと聞く 原作だとペーターはクララのおばあさんからお礼として、
死ぬまで毎週お金をもらい続ける約束をしてもらえるんだけど
そういうのはカットして良かったと思う ペーターは山羊の乳を搾らずに直飲みするんだよ
自動車の整備工みたいに山羊の下にもぐりこんで
まねしてやってみたいのだがその機会が訪れない >>47
そりゃ原作書かれた時代が時代だからな
今とは感覚が違う
東ヨーロッパの黒パンの話を呼んで、なんであんなに白パンが尊ばれたのかがわかった
(保存用だから硬くてまずくて黴臭かったらしい) >>20
なつにはモデルがいるし、モデルの人の旦那はハイジのメインスタッフの一人だし 本当は怖い『アルプスの少女ハイジ』
売春婦の母親が仕事の邪魔だからと、
山の篭ってる親戚のキチガイ男に幼女のハイジを押し付けて逃げたという、
いまなら逮捕案件 この番組のことだから現代を生きる上でヒントになりますねってまとめになるのかな >>59
ジブリと違って高畑もパヤオも当時の作品にはなんの権利も持ってないから
ガンダムと富野の関係と同じ >>59
トライの嫌がらせはいつまでも続くんだろうな 原作はオンジを敬虔なクリスチャンにするのが目的のストーリー >>32
ゼーゼマン家に品を感じなかったのは成金設定を踏まえての事なのか >>65
肝心な部分がゴッソリ抜けちゃったアニメ版 ホームステイ先にスイス人留学生いたからハイジ知ってるかって聞いたら知ってるって言ってたわ >>70
アイスコーヒーからコーヒー抜いたようなもの
それ以外は物凄く原作に忠実なのに >>50
動物の生の乳汁を人間が飲むとほぼ全員下痢になるそうだよ
まあペーターは慣れてて耐性があったのかもしれんが 子供の頃ヨーゼフに抱きついてギュッとしたいと思ってた アニメではほとんど描かれてないけど、お医者さんも妻だけでなく娘を失って
ハイジがその娘のかわりみたいな存在になり、最後はデルフリ村に住みついて
おんじとともにハイジの親代わりになる
結構好きなパートなのでアニメでその部分をカットしてしまったのは残念だ >>66
ゼーゼマン家はブルジョア階級で
ジェントル階級では無いよ
中産階級上位 ロッテンマイヤーさん行き遅れ言われてたけどまだ23歳なんだよなあ フランクフルトでも有数の大富豪って設定なのに「中産階級上位」はねえだろw
あとジェントル階級とかはイギリスの社会の話でドイツのフランクフルトには関係ない >>77
うっそ〜〜(笑)
まあ昔の人は老けるの早かったがそれにして・・ww >>77
サザエさんと並ぶ見た目と実年齢の乖離するキャラの双璧だね 漫画もやってなかったっけ?
手塚と石ノ森章太郎を見た気がするけどこの時間軸じゃなかったのかな >>59
版権は持ってるだけじゃ飯が食えないって理屈なんだろうな。 >>82
それは100分de名著のスペシャル版だね オンジはかつて兵役で敵国の軍人を殺してしまい、その罪の重さから神の存在など信じられない
ハイジは最後にはアルムの山で暮らすが、オンジは自分が死んだ後までハイジが教育を受けられるよう、
オンジはゼーゼマンに頼み、ゼーゼマンはもちろんです!と快諾し、
その約束に安心して老後を迎えるオンジ
クララの主治医クラッセンもまた、老後のことを考え、アルムの山をたいそう気に入っていたので
すぐにもアルムで暮らしたい、とオンジに告げ、オンジもそれは良いと話し、クラッセン医師もアルムへ移住するのだった
おわり この番組は伊集院が邪魔すぎ
扱ってる題材は良いのに台無しやで
久米書店を見習えや >>74
お医者さんと肝付兼太声の使用人さん(セバスチャン?)は優しかったなあ >>51
ライ麦は膨らまないので焼くのに2時間かかるし ライ麦パン割と好きだけど本場のは全然違うらしいね、日本のライ麦パンは風味付け程度で小麦入ってたりするし アニメの監督の高畑勲は共産主義思想そのものだから、当然ながらキリスト教は敵なので
宗教要素はほとんど薄めちゃったんだよな
アニメは徹底したリアリズムでアニメを作るというやり方を試した超画期的なアニメではあるけど >>86
ありがとう、スペシャル版なんていうのがあったんだ
記憶と現実が合致しなそうな時はなんか不安な気分になるから良かったw >>80
ヘレン・ケラーを導いたアン・サリヴァン先生なんか18歳だよ
日本でも数えの20歳 (満なら18〜19歳) を年増と言ったし 廃寺と何ら関係ないがライ麦パン=黒パンがらみで
昔は黒パン食うのも命がけだったようで
(今は製粉技術進歩してるので心配ありませんが)
http://cardiac.exblog.jp/19930854/
グリューネヴァルト「イーゼンハイム祭壇画」@BS朝日:世界の名画
>この祭壇画のあった「聖アントニウス会修道院付属施療院」は
>いわゆる「聖アントニウスの火」すなわち医学的には「麦角中毒」 Ergotism」と呼ばれる
>「ライ麦パンに寄生する麦角菌による中毒」の患者の救済を主な任務としていた。
>麦角中毒患者はこの祭壇画の厳しい第一面を見て、
>自らの苦痛を十字架上のキリストが共有してくれると感じ、
>明るい第二面ならびに神聖な第三面を見ることによって救済を得られたのである。
>イーゼンハイム祭壇画は現在、コルマールのウンターリンデン美術館の一室にあり、
>各面ごとに分割された状態↓で展示されている。 >>78
ドイツのユンケルはイギリスのジェントリー以上だと思うが?
自ら金儲けをしなければならない階級は有産階級には入らない >>87
戦争で敵を殺せない奴が兵隊になるってアホか(笑)
それにオンジって兵役じゃなくて傭兵じゃないのか?
昔のスイスは今と真逆で山岳地域で碌な産業もない貧しい地域だったから
スイス人の男は傭兵として出稼ぎに行く人が多かったと聞いたが
その伝統でバチカンの衛兵は今でもスイス人が就任するとかなんとか フランダースの犬もラストは一般的には悲劇だけどキリスト教的には救済らしい
でも現代じゃキリスト教国でもそんなの受けないから映画が作られた際にはハッピーエンドに変えられてデーブスペクターが「映画はハッピーエンドじゃないと」と力説してた 大学の授業で実写版見たけど、フランクフルトへ飛行機で行くんだよな
それも現代的なジャンボジェットっぽいやつで ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています