5/30(木) 12:18配信
[29日 ロイター] - 男性ホルモン値の高い女子選手の出場資格を巡り、出場を制限する新規定撤回を求める訴えをスポーツ仲裁裁判所(CAS)に退けられたキャスター・セメンヤ(28、南アフリカ)は29日、CASが本部を置くスイスの連邦最高裁判所に上訴した。

セメンヤは五輪の陸上女子800メートルで2連覇中。しかし国際陸連(IAAF)が性分化疾患の女性アスリートに求める、男性ホルモンであるテストステロンを基準値まで下げる処置を拒否している。

セメンヤは「私は女性で、世界レベルのアスリート。IAAFは私に薬を服用させることも、私が私であることも止めることはできない」との声明を発表した。

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