田宮二郎、山本學、太地貴和子、高橋長英、曽我廼家明蝶、小沢栄太郎、映画や舞台で研鑽を積んだこの重厚な面々に勝てるだけの役者を、今、揃えることはできないよ。
先日放送した「砂の器」にしても、今回の「白い巨塔」にしても、脂ののりきった真打ちの落語家が独演会の目玉でやる演目を、駆け出しの前座にやらせているような無理矢理感かあるんだよな。