アイドルグループ「KAT−TUN(カトゥーン)」元メンバーで会社経営、田口淳之介容疑者(33)=東京都世田谷区=が大麻取締法違反(所持)容疑で現行犯逮捕された事件で、田口容疑者が厚生労働省関東信越厚生局麻薬取締部の調べに対し、乾燥大麻の所持を認めていることが23日、捜査関係者への取材で分かった。田口容疑者と同居し、女優として活動していた会社員、小嶺麗奈(こみね・れな)容疑者(38)も容疑を認めている。

 調べに対し、2人が大麻の使用を認めていることも判明。ただ、所持については言い分に食い違いがあり、田口容疑者は「大麻は2人のものです」と供述。一方、小嶺容疑者は「大麻は私1人のものです」と田口容疑者をかばうような説明をしている。

 同部は5月の大型連休明けから内偵捜査を開始。22日午前、2人が同居する自宅兼事務所のマンションを家宅捜索した際、乾燥大麻数グラムが隠すことなく公然と置かれていたことから、同部は2人の共有物と判断した。

 室内からは吸煙に使用する器具も見つかっており、同部は2人が常習的に大麻を使用していた可能性が高いとみている。同部は、乾燥大麻の使用状況や保管実態、入手ルートについて調べを進める。

 2人の逮捕容疑は同日午後1時45分ごろ、自宅兼事務所で乾燥大麻数グラムを所持したとしている。

5/23(木) 17:38配信
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