◆ 理由は子どもだけか? 磯野貴理子“2度目離婚”をベテラン芸能記者はこう見る

「それを言っちゃあ、おしめえよ」と、寅さんなら、喝破するに違いない。
タレント磯野貴理子(55)の離婚劇。
離婚を切り出した24歳年下でバーテンダーの夫から「自分の子どもが欲しい」と理由を言われ、「分かった分かった」とうなずいたのだと、磯野はレギュラー番組で報告した。

この夫の発言に対して、「酷い」「一番ダメ」「卑怯」などとネットの反響は最悪で、「別れて良かった、金目当てのヒモ亭主」といったコメントに圧倒的な賛同が集まっている。
しかしながら、「本当に、それが理由だったのでしょうか」とベテラン芸能記者の青山佳裕氏はこう疑問を口にする。

「子どもについては、2012年に貴理子さんと結婚した当初から旦那さんも分かっていたでしょうし、それでも結婚したということは状況などを理解し納得していたからではないでしょうか。
それを今になって持ち出したとすれば、どうかと思われても仕方ないでしょう。実は子どもうんぬんが理由ではなく、ひょっとすると、もっと違う理由があったのかも知れませんね」

それは一体どういう理由なのだろうか。
青山氏はこう読む。

「東京は南青山のビル地下にあるお店に、僕も何回か行ったことがあります。EXILE系のイケメンとされる旦那はキックボクシングをやっているとかで、ガッチリした体形をしていた。
2014年に貴理子さんが脳梗塞を発症し救急車で搬送されたときは、救急隊員から母と息子とみられたそうですけど、たしかにそう間違えられてもおかしくないような印象がありましたね。
それはおふたりも承知の上でしたでしょうし、契約結婚といいますか、貴理子さんには最初から破綻が見えていた部分もあったようにも見えます」

結婚した当初、青山のバーは貴理子がオーナーで、店長が亭主と報じられ、貴理子は「店を持ちたいという彼の夢が自分の夢になりました」などと、店をオープンさせた経緯を語っている。
もともとは酒豪で、毎晩ウイスキーをボトル半分は空けていたという貴理子。

担当マネジャーだった7歳年下の夫と2009年に離婚し、飲み歩くなどしているときに現れたのが今回の夫で、夢をかなえてあげた理由には、自分の心の隙間を埋めてもらう代償という部分もあったのかもしれない。
結婚し、お互いにあったお互いのメリットがなくなり、一緒にいることがデメリットになってしまったとすれば、破局は当然の帰結だったか。

「いずれにしても、そういうことができるのは、貴理子さんが独立し、稼ぎのある証拠。今後だって、好きなように生きていけるのでしょうし、それは凄いことです」(青山氏)
バツ2となった私生活もネタにして、ますます活躍してほしいものだ。

日刊ゲンダイ 2019/5/21(火) 9:26
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