NGT48の山口真帆(23)が18日に卒業公演を終えてから一夜明けた19日、メンバーとしての全ての活動を終了した。1月に事件を告発した動画配信サービス「SHOW ROOM」の個別配信や有料会員向けメールサービスなどがこの日までとなった。一緒に卒業公演を行った菅原りこ(18)、長谷川玲奈(18)も全活動を終了。長谷川はツイッターを更新し「次の夢に向け頑張ると決めました」と声優を目指すことを改めて宣言した。

 グループの公式サイトによると、3人のツイッターやインスタグラムは卒業後も本人による使用を継続する。山口は、自身のツイッターに事件の告発や運営側の対応を批判する投稿をして存在感を高めていった。48グループのメンバーや卒業生の在籍していない芸能事務所に所属することが内定しており、新天地でもその発信力を生かした活動が期待される。

 一方、NGTは一部メンバーの舞台やラジオ出演はあるものの、今後の劇場公演のスケジュールは白紙。早川麻依子劇場支配人によると、在籍メンバーはレッスンを続けたり、集まってNGTの今後について話し合っている。

 運営会社AKSは3月の会見で記者から指摘され「持ち帰る」としていた事案のほとんどは回答に至っておらず、相変わらずインターネット上の風当たりは厳しい。それでも、山口を襲った男2人への提訴を実行するなど新生NGTとして前進するために少しずつ準備を進めている。


2019年05月20日 05:38芸能
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