2019.5.20 05:04
キョンキョン&豊原功補、新宿でお練り 25日から舞台「後家安とその妹」
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歩行者天国を練り歩き、舞台をPRした豊原(右)と小泉
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 俳優、豊原功補(53)が19日、脚本・演出など4役を務める舞台「芝居噺弐席目『後家安(ごけやす)とその妹』」(東京・紀伊國屋ホール、25日〜6月4日)をPRするため、劇場前の新宿通りを共演陣と練り歩いた。プロデューサーでパートナーの女優、小泉今日子(53)も自ら“サンドイッチマン”になるなど裏方として宣伝に終始。一丸となって令和初舞台をアピールした豊原は「来て損は絶対させない」と力を込めた。

 「おい、サンドイッチマン!」

 気温25℃を超えた午後1時頃。歩行者天国の新宿通りに、後家安一座が和装姿で参上。豊原が渋い声で“合図”すると、キツネのお面と宣伝パネルをかぶった小泉を先頭に歩き始めた。

 同作は“幻の落語”とされる三遊亭圓朝の「鶴殺疾刃庖刀」と、五代目古今亭志ん生の「後家安とその妹」が原案。豊原が大好きな落語と演劇を融合させた「芝居噺『名人長二』」(2017年)に続く第2弾で、今回は企画・脚本・演出・出演の4役を担当。制作会社「明後日」の代表取締役である小泉がプロデューサーに名を連ねる。

 この日は「後家安−」を宣伝するため、キャスト10人、製作陣とともに往復900メートルの“ゲリラ行脚”を敢行。昨年2月に不倫関係を公表した豊原と小泉が公の場に登場するのは初だ。

 新宿2丁目の交差点から劇場が入る紀伊國屋書店前に向かう道中、豊原がギターをかき鳴らして注目を集めれば、お面姿の小泉が沿道に近づいてPR。前夜にSNSで告知していたため、顔を隠していても気付くファンがおり、小泉は写真やサインに応じるなど“神対応”。お面を外すと「キョンキョンだ!」と驚きの声があちこちであがるも、「プロデューサーは雑用係です」と謙そん。裏方に徹した。

 主演の新進俳優、毎熊克哉(32)ら若いキャスト陣を引き連れた豊原は、サンケイスポーツの取材に「みんなの士気が上がった」と充実の表情。主演など4役に初挑戦した「名人−」を成功させ、「演劇を作る礎になった」と手応えを感じて再び芝居噺に挑戦。今回は男女の恋や人間の欲望、善意、悪意などがより生々しく描かれており、「前回やり残したトライができている」と自信を見せる。

 小泉と議論を重ねて魅力的な作品に仕上げている豊原は「こうして演出をさせてもらえるのもプロデューサーがいて、制作会社があってというのがまず起点ですから」と同志に感謝。「ごちゃごちゃ言うよりも見に来てほしい。来て損は絶対させない」と胸を張った。

(以下略、全文は引用元サイトをご覧ください。)