アメリカの朝の情報番組Good Day LA

クリチコ兄弟がヘビー級を支配してます。
二人共2メートル120キロの均整の取れた体格です。
あなたは180センチ100キロでした。
全盛期のあなたなら、クリチコ兄弟に勝てますか?

タイソン「分からない。リングに上がる時は相手を倒す事だけを考える。
でもみんなは受け入れられないだろうが、現実では時代と共にアスリートは進化する。
退化する事はない。例え見栄えは悪くなってもだ。
より大きく、より強く、常に進化していってる。
俺達の時代とは違う。当時は今のように良いビタミン剤もマッスルジュースも無かった」


栄養面ですね。ステロイドはどうですか?

タイソン「ステロイドはあったよ。でもステロイドを使ったから強くなれる訳ではない」


でも外見を良くしたり、強くなった気になれるのでは?

タイソン「それは間違いない。でもステロイドを使ってる選手もKO負けしてるように、大事なのは気持ちだ。
例え薬で外見が良くなってもね」


筋肉質の強靭な選手が良いボクサーとは限りませんね?

「限らない。頭を使って気持ちの強い献身的な選手が勝つ事を望んでるが
今は俺達の時代から変わった。当時のヘビー級は相手を倒そうと戦っていたから、エキサイティングだった。
今はお互いに倒そうとする気持ちが感じられない。
昔は相手を痛めつけて倒そうとしたから、グレートな試合を演出できた」


タイソン「みんなはマイク・タイソンは普通の人間と違うと言うが、俺は人間だから試合に負けるし
もっと優れた才能やスキルを持ってる人間もたくさんいる。
成功できたのは俺を神だと思い込ませていたからだ。
相手は俺に勝てないと思っていた。心理的な物だ」


ロンダ・ラウジーにアドバイスを
タイソン「母親と良い弁護士にはちゃんと従った方が良い」