0218名無しさん@恐縮です
2019/05/18(土) 05:58:22.09ID:pWqNRrqJ0「悔しいですけど休場です。再出場は回復次第ですけど、いまは幕の内上位で
相撲を取れる状態じゃない。切れかかっているじん帯が断裂したら、取り戻し
がつかないことになりますから」と無念の表情を浮かべた。
悪夢は新技のもろ差しで御嶽海を抱えて、左から揺さぶった時だった。
軸足となった右足の膝をひねるような形になり、「ゴリゴリゴリ」と関節か
ら音が聞こえたという。その瞬間は「やばい」と焦りながらも、「勝たない
といけないから」と集中した。ジワジワと前に出て寄り切り、5連敗中の天敵
を仕留めた。
優勝戦線に残る上で重要な一番を制したが、賜杯よりも力士生命を優先した。
「どっちにしても踏み込めない。俺の場合は踏み込みが命だから。左足1本と
両手だけでこの位置では戦えない。足裏、足首のケガはあったけど、まさか
膝をケガするとは。これから先もありますから」
代償もあったが収穫もあった。場所前から取り組んだ「もろ差し」での1勝に、
手応えは「ある」と即答した。突き押し以外の攻撃パターンには「安心して出
られる。突きは相手と離れているから最後の一歩で逆転もあるけれど、これ
はない。引きつけてゆっくり寄っていけばいい。御嶽海関にもろ差しで勝ち
切れたから、一つのきっかけになったかな」とうなずいた。
貴景勝 状況次第では復帰も「無理して出場することが男気じゃない」
【貴景勝に聞く】
――昨年春場所以来の休場となった。
「去年休場した時に足裏をケガして、それをかばって首もケガした。
ダブルできちゃうと治りが遅くなる。無理はできない」
――新大関としてショックはあるか?
「しっかり勝ち切って、そこで痛めた。力士にとってケガは付き物。
一生懸命やった結果ですから」
――再出場の可能性は?
「無理して出場することに男気があるとは考えない。本当に状況次第だけど、
毎日万全でフル(全力)でいって勝ち切れるか、という戦いをしている。
そこまで戻ることができるのか分からない。いろんな人と相談して決めたい」